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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十六話 総力戦
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それでは」
「そうだ、これ以上の戦闘は不可能だ」
そうだというのだ。
「だからだ」
「わかりました。それでは」
ギジェも撤退に頷く。しかしだった。
イデオンを見てだ。こう呟くのだった。
「巨神、一体何処までの力を出せるのだ」
こう呟いて撤退に移った。何はともあれ戦いは終わった。
戦いの後でだ。ロンド=ベルはまず全員戻ってだ。そのうえでまたしても宴会に入る。
「へえ、スパムサンドに」
「スパムバーガー」
「それとコンビーフ」
「何か加工した肉料理が多いな」
「ちょっと工夫してみたのよ」
クリスがにこりと笑って皆に答える。
「サンドイッチとかハンバーガーもこうしてみたらどうかしらって」
「けれどさ」
ここでバーニィがクリスに対して言う。
「スパムサンドとかって俺結構食べるよ」
「そうなの」
「うん、自分でも作るし」
こう言うのだった。彼は今はホットドッグを食べている。フランクフルトもかなりある。
「だからさ」
「そうだったの。あまりないって思ったけれど」
「いや、結構見るよ」
「そうよね」
「かなりね」
ここで皆言う。
「っていうかクリスアメリカ系でしょ?だったらスパムは」
「知ってるんじゃ」
「けれどスパムサンドやスパムバーガーは」
「知らなかったの?」
「そうだったの」
「ええ、そうなの」
そうだというのである。
「それで作ってみたけれど。チャレンジでね」
「味自体はいいよ」
バーニィは今度はそのスパムサンドを食べている。
「美味しいよ、俺スパム好きだし」
「そう、美味しいのね」
「うん。普通のハンバーガーもあるし」
それも食べていた。
「ソーセージサンドもあるしね」
「そういえばバーニィってドイツ系だったけ」
「そうよね」
「そうだよ、名前でわかるよね」
バーナード=ワイズマンというその名前のことだ。
「俺が何処にルーツがあるか」
「ええ、確かに」
ユンがその言葉に頷く。
「私もよく言われます」
「ユンは中国の北の方じゃなかったの?」
アイビスが笑いながら彼女に言ってきた。
「あれでしょ?そこで影の薄い領主やってたのよね」
「違います」
それを言われるとすぐにむくれるユンだった。
「私はそんなことしていません」
「けれど白い馬は?」
「それは大好きです」
「じゃあやっぱり」
「はい、弟も好きです」
自分から観念したようにして言ってみせた。
「実際に。大好きです」
「だろうね。実は私もね」
アイビスは微笑んでこんなことを言った。
「最近火が好きになったわ。火事がね」
「何でなんですか?それは」
「何となくね。そうなったのよ」
そうだったのである。
「何でかわからないけれど」
「ううむ、おかしな話だな」
それを聞いて頷
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