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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十六話 総力戦
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話を聞いて驚いていた。
「けれどそれだと。一度見てみたいですね」
「うん、見てみたらいいよ」
ニコルもそれを勧める。
「本当にびっくりするから」
「そんなにですか。じゃあ機会があったら」
「どんなゲームでもすぐにクリアしてしまうからな」
「ニュータイプとかいう話じゃないからな」
そこまで言われるアムロだった。やはり彼は尋常な人物ではないのだ。
そしてだ。彼等は今は酒も飲んでいる。マクロスの中で酒盛りに興じている。
あるのは日本酒にするめ、それと柿の種にピーナツだ。ビールもある。そうした乾物をメインとして酒とつまみを楽しんでいるのである。
「おいよ」
「どうしたの?」
キラがシンの言葉に応える。
「いきなりだけれど」
「いや、この柿の種だけれどな」
「美味しくないとか?」
「いや、美味いんだよ」
逆だというのだ。
「これ何処のなんだ?随分美味いな」
「ああ、それな」
アルトがそのシンに応える。
「フロンティアのだよ」
「あそこのか」
「ああ、そこで採れた米から作ったものだ」
そうだというのだ。
「だから天然ものだ。美味いのはだからだ」
「だからですか」
「そう、だからなんだよ」
キラに対しても答える。
「しかしな。艦内待機でも何かかんだで楽しめるよな」
「そうだな」
クランもいてビールを飲んでいる。
「皆それぞれリラックスしていて何よりだ」
「あのさ」
その彼女にムウが言ってきた。
「あんたその姿で酒か」
「おかしいか?」
「年齢的にはいいが外見じゃアウトだろ」
その幼い姿を見て言うのである。
「ちょっとな」
「私は前からこの格好で飲んでるが」
「じゃあいいのか」
「いい」
いいというのだ。
「特に気にしないでくれ」
「それができないんだがな」
「だから気にするな。それよりも少佐」
「何だ?」
「貴官もあれだな。色々と似ている相手が多いな」
こう言ってきたのである。
「私もミリアリアと似ているがな」
「私もね」
ユングもいる。
「レッシィとは前に会ったかしら」
「いや、はじめてだ」
すぐに言い返すレッシィだった。
「それは間違いない」
「そうよね、それは」
「しかし。何故だ?」
だがここで言うレッシィだった。彼女もなのだった。
「何故だ?前に一度会っていないか?」
「そうよね。そういえばチャムちゃんとも」
「私も。バルマー戦役の時にも思ったわよね」
「うん、何処かで会ったわよね」
「どうしてかしら。本当に初対面だった筈なのに」
ユングにはそれがどうしてもわからなかった。
「おかしなこともあるものだわ」
「おかしいどころじゃないんじゃないかしら」
ノリコが話を聞きながら述べた。
「けれど私もだし」
「そうね。コスモ君達とも
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