暁 〜小説投稿サイト〜
八条学園怪異譚
第十九話 口裂け女その十二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
たらすぐに通報するから」
「うちもだから」
 二人は口裂け女の今の言葉には速攻でこう返した。
「その外見で来たら一発よ」
「マスクを外しても駄目だからね」
 その耳まで裂けた顔は論外だった。
「普通の格好ならいいけれど」
「マスク位はまだいいから」
「だからね、あんたのファッションって怪しいのよ」
 花子さんも口裂け女に顔を向けて言う。
「このこと前から言ってるじゃない」
「これがあたしのファッションなんだけれどね」
「もっと今風の格好にしたら?ボディコンとかコンサバとか」
「それも古いから」
 聖花は花子さんが出したバブル期のファッションにも駄目出しをした。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ