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もう一人のアルフィミィちゃん
逃げ出す準備をしますの
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「おや、起きたみたいだね」

「貴女は?」

「私はこの孤児院の院長をしているんだよ。アンタ、そんな格好で入口の所に倒れてたんだけど、大丈夫かい?」

「はい。ありがとうございますの」

ん? 口調が勝手に変になった!!

「今はインスペクターとの戦いのせいで、戦災孤児が多いから、良かったら少しの間だけここに住むかい?」

「はいですの」

「なら、この部屋は好きに使っていいよ。でも、うちも貧乏で、三日ぐらいが限界だからね」

「わかりましたの。おばあさん、ありがとうですの」

「袖振り合うも多生の縁ってね」

おばあさんが出て行ったので、これから色々と考えるが、住む場所も無ければ伝手もない。軍人になるのが一番かな?

「取りあえずは…………外に行って調べてみますの」

口調はどうしようも無いので放置してこの世界の事を調べる。結果、この世界はオリジナルジェネレーションの世界だった。歴史的にインスペクターが出て来て、エアロゲイターが出ていないから。つまり、ベーオウルフが存在する世界。つまり俺…………私はこの世界のアルフィミィになったと。

「なら、生き残る事に手段は選べませんの…………」

まずやる事を考える。手にい入れるべき技術は…………時流エンジン、システムXN。そして、シュウの知識や技術や念動力などが欲しい。

「あまり時間は有りませんが…………」

取りあえず、探す為には力を得ないと行けないので、日本へ飛ぶ事にする。日本へ行くのは簡単だ。何故ならテレビで見て、そこを思えば行けるのだから。


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