第十三話 ミス=マクロス
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れといっていなかった。
「あのギジェとかいうのいないわね」
「そうだな」
コスモはカーシャの言葉に応えて頷いた。
「あいつは今はいないか」
「そうそういつもいるわけじゃないのね」
それを言うのだった。
「やっぱり」
「そうみたいだな。けれどな」
「けれど?」
「相変わらずの数だな」
それを言うのだった。
「この数はどうしようもないな」
「バッフ=クランは数なんですか?」
慎悟がそのコスモに対して言ってきた。
「こうして数で攻めてくるんですか?」
「基本的にはそうだよな」
「そうよね」
シンとルナマリアが彼に応えて話す。
「もう数で来るよな」
「それも何処までも」
「そうなんですか。数ですか」
「それで来るんですね」
「ああ、それに宇宙怪獣もな」
シンは慎悟だけでなく真名にも話した。
「数で来るからな」
「その数ですけれど」
真名はもうそれについて調べていた。
「十万を超えています」
「相変わらずね」
カズミはそれを聞いても冷静に返すだけだった。
「数で来るのね」
「それじゃあノリコ」
「はい、お姉様」
そのカズミの言葉に応えるノリコだった。
「またガンバスターで」
「行きましょう」
「おそらく十万だけでは済まない」
タシロはもうそう読んでいた。
「あれはほんの先鋒だ」
「そうですね」
カズミは彼の言葉にも応えた。
「多分。波状攻撃で来ます」
「百万ってところか?」
今言ったのは忍だった。
「ここでもよ」
「そうだね。それ位は覚悟してないとね」
沙羅も言う。
「十万じゃ済まないからね」
「百万。じゃあバッフ=クランよりも」
「まずはそちらだな」
雅人と亮もそれで言う。
「どうするかだね。それじゃあ」
「まずはバッフ=クランを先に倒すか」
「いや、待て」
だがここでアランが言ってきた。
「バッフ=クランも数で来るぞ」
「数で来る!?」
「それじゃあ」
「その数で来るなら」
全員で話しはじめた。
「どっちかに重点的で攻めるよりは」
「むしろここで守るべき?」
「そうよね」
「その通りだ」
葉月博士が言ってきた。
「ここはだ。フロンティア及びシティ7を守りながら戦う」
「よし、それなら」
「このまま」
こうして皆で守りながら戦うことになった。実際にそこにかなりの数の両軍が来た。忽ちのうちに三つ巴の戦いがはじまったのであった。
「このっ!」
コウがビームライフルを放ってそれでバッフ=クランの機体を次々と倒す。
「次から次にか!」
「コウ、どっちを撃てばいいんだよ!」
こう言ってきたのはキースだった。
「どっちも凄い数じゃないか!」
「来る方に撃て!」
コウはこう彼に返した。
「今はそれしかない!」
「とにかく来る
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