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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十一話 クロス=エンカウンター
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程大統領と共にいた美女が出て来て言ってきた。
「かなり気が強いから気をつけてね」
「あれっ、そういうあんたは」
「さっきの」
「そうよ。キャスリン=グラス」
こう名乗ってきたのであった。
「宜しくね」
「ああ、それじゃあな」
「宜しく御願いします」
「これから長い付き合いになるのか?この人とも」
今言ったのはジュドーだった。
「何か早瀬さんと似た雰囲気だよな」
「そうよね、何か」
「妙にね」
それは誰もが感じていた。確かにそんな感じであった。
その彼女がだ。また言ってきた。
「とりあえず貴方達はね」
「大道具ですか?」
「それとも証明ですか?」
「それも御願いするわ」
まだあるというのである。
「あと。舞台を飛んでね」
「舞台を飛んで」
「そうして」
「それで演出を御願いしたいの」
こう話すキャスリンだった。
「わかったかしら」
「それじゃあ」
「僕達が」
ミシェルとルカが名乗り出て来た。
「そっちの訓練もやってるしな」
「それでいいですか?」
「ええ、いいわ」
キャスリンもそれで頷くのだった。
「それともう一人欲しいけれど」
「ああ、それだったら」
「もう一人いますよ」
そのミシェルとルカがまたキャスリンに告げた。
「なあ、アルト」
「先輩も」
「俺もか」
「御前もできるだろうが」
「ですから」
彼だというのである。
「それじゃあそういうことでな」
「御願いしますね」
「拒否権はないみたいだな」
アルトはそれは本能的に悟っていた。
「じゃあやらせてもらうな」
「ああ、それじゃあな」
「そういうことで」
これで三人が空を飛んで演出にあたることになった。そうして程なくしてそのコンサートがはじまるのであった。
そのコンサートはだ。まずは青い軍服と帽子のシェリルが言うのであった。
「あたしの歌を聴けーーーーーーーーーっ!」
「あれっ、この言葉って」
「そうだよな」
「完璧に」
本家がいるからすぐにわかることだった。
「バサラよね」
「確かにね」
「そうだな」
バサラ本人もそれを聞いて頷いた。
「俺のあれだな」
「オマージュってやつ!?」
「そうよね」
言うならばそれであった。
「それだったんだ」
「つまりは」
「まあいいさ」
バサラはそんな彼女の台詞をいいとした。
「大事なのは」
「音楽」
「そうなのね」
「ああ、聴かせてもらうぜ!」
相変わらずのテンションのバサラだった。
「是非な!」
「そうね。それだったら」
「今こそ!」
こう話してであった。実際に音楽を聴く。その曲は。
「えっ、これって」
「何ていうか」
「凄い・・・・・・」
「本物よね」
「そうよね」
そしてこう言い合うのだった。
「この
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