暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十一話 クロス=エンカウンター
[4/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ウジの言葉にかなり羨ましそうだった。
「私はグレースしかいないのに」
「縁やな、ホンマに」
「みたいね。それにしても羨ましくはあるわ」
実際に羨ましく思っているアスカだった。
「何か世界は色々と」
「広いようで狭いのね」
「何かね」
「まあとにかく」
「とりあえずはここに留まって」
「それでいくか」
「そうね」
そう話してであった。今はフロンティアの中を遊んでいた。
そしてだ。アルトはその中でだ。不意にスコールに遭ってしまった。それで慌てて森の中に入って上着を脱いで乾かそうとした。その時だった。
緑の髪の小柄な少女が来たのであった。
「あちゃ〜〜〜〜、びしょびしょ」
「んっ!?」
背中から聞こえたその声を聞いて振り向くとであった。
「誰だ」
「えっ・・・・・・」
そして少女も彼の顔を見た。中性的な美しい顔をだ。それがはじまりだった。
少女も服を乾かしていた。上着はアルトのものを着てだ.その間いるのだった。
「そうなの。地球から来た人達ね」
「ああ、そうだ」
そうだと話す彼だった。
「それであんたは」
「うん、このフロンティアにいるのよ」
少女は明るく彼に話してきた。
「ランカ=リーっていうの」
「ランカか」
「そうよ。ランカっていうの」
こう名乗るのだった。
「宜しくね」
「そうか、ランカか」
「娘々でアルバイトしてるから」
「娘々!?」
「そうよ。ハオチュー娘々」
ここで猫の仕草をして踊りはじめたのだった。
「ゴージャスデリシャスデカルチャーってCM知らない?」
「そういえばな」
アルトも今の言葉と仕草で思い出した。
「ここに来る時に映像で見たな」
「そうでしょ?そこなのよ」
「そうだったのか」
「名物は鮪饅頭とかだから」
それも話すランカだった。
「よかったら来てね」
「ああ、わかった」
食べることについてはアルトもやぶさかではなかった。
「それじゃあな」
「来てね。御願いだから」
「ああ、その時はな」
そんな話をして別れた。そして一旦マクロスクウォーターに戻るとだった。
「えっ、手伝いか?」
「ああ、コンサートにな」
「どうですか?」
ミシェルとルカが笑顔でアルトに言ってきたのだった。
「シェリル=ノームな」
「アルトさんも」
「そうだな」
アルトは少し考えてから答えた。
「丁度暇だしな。それじゃあな」
「よし、それなら」
「決まりですね」
こうして彼等はそのシェリル=ノームのコンサートの手伝いに行った。するとそこには見事なブロンドと赤の髪の美女がいた。
「へえ、あれがか」
「シェリル=ノームですか」
ミシェルとルカはその彼女を見て声をあげた。
「美人だけれど」
「気は強そうですね」
「その通りよ」
彼等の前に先
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ