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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十話 四つ巴の中で  
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こう言うのだった。
「俺はなだ!」
「その言葉嘘じゃねえな!」
「俺はギギルだ!」
こう叫んで。そして。
「俺の歌を聴けーーーーーーーーっ!」
「何っ!?」
バサラもその曲を聴いた。それは」
「ぱわーとぅーざどりーむ!!」
「何なの、これって」
ミレーヌはギギルが歌うのを見て言葉を失っていた。
「まさか・・・・・・」
「奴等が歌を・・・・・・」
それはレイもだった。
「まさかな」
「いや、しかし」
「これは」
皆その歌を聴いてであった。口々に言う。
「凄いダミ声だけれど」
「それでも」
「凄い迫力・・・・・・」
「心がある」
それは間違いなかった。そしてだ。
ガビルはその歌を聴いて苦しんでいた。そのうえで言うのだった。
「ギギル、貴様!」
「シビル、聴くんだ!」
ギギルは今シビルの為に歌っていたのだ。
「俺の歌をな!」
「へっ、上等じゃねえか!」
そしてバサラはギギルのその歌を聴いて笑っていた。
「俺の歌を俺より先に歌い出すとはな!」
「くっ、グラビル!」
ここでグラビルも再び出て来た。しかしであった。
「ゴガアアアアアッ!!」
「駄目だというのか、御前もまた!」
そしてであった。ガビルもさらに。
「アニマスピリアアまで加わるとはまさしく危険な存在」
「言うな」
「間違いなくな」
カットナルとケルナグールがここで読んだ。
「ここはだ」
「あの言葉だ」
「戦慄美!」
「ほれ見ろ、言ったぞ」
「予想通りだな」
二人はここで得意になった。
「うちのブンドルと同じだな」
「全くだ」
「失礼な」
それを聞いたブンドルはかなり面白くなさそうであった。
「私はあそこまでやたらと言ってはいない」
「いえ、それは」
「あのですね」
キラとルナマリアが戸惑いながら彼に突っ込みを入れた。
「お世辞にもそうは」
「言えませんけれど」
「私はただ美しいものを賛美しているだけだ」
やはり自覚はない。
「それだけだ」
「はあ」
「だったらいいんですけれど」
彼は相変わらずだった。そしてギギルは。
「ぐはっ・・・・・・」
血を吐いた。しかしだった。
「まだだ!」
「おい、ギギル!」
バサラがその彼に対して言う。
「もう止めろ!」
「許さねえ!」
だがギギルはまだ歌おうとする。
「シビルを殺そうとする奴は誰であろうと許さねえ!」
「もう止めろ!」
だがバサラがその彼を止める。
「死んじまうぞ!」
「バサラ・・・・・・」
「止めろギギル!」
彼も命を張ってギギルを止める。
「いいな!」
「!?」
「これは!」
そしてだった。ここでイデのゲージが一気にあがったのだった。
「いきなりパワーが上がったぞ!」
「地球に飛ばされた時と同じだ!
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