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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第九話 受け継ぎし遺産
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い」
「それが丁度」
「ここだと」
「私の把握するデータの一部にはそれがあります」
また語るのだった。
「以前より気にかかっていました」
「人類の祖先と言われているあのプロトカルチャーがか」
グローバルも静かに述べた。
「それがあれなのかも知れないのか」
「そしてです」
ここでまた言うエキセドルだった。
「眼下の遺跡はまさにプロトカルチャーのもの」
「それではあれが」
「まさか」
皆眼下のその遺跡を見る。今まさにそこに降り立とうとしていた。
バサラは今ギターを奏でていた。その前にはシビルがいる。
「コオオオオオーーーーーーッ!」
「すげえぜ!」
バサラはギターを奏でながら言う。今彼等は銀河を飛んでいた。
「この感触、これまでのもやもやが吹き飛ぶぜ」
「何故だ」
ここにはギギルもいた。彼もまた同じであった。
しかしであった。彼は戸惑っていた。そしてその戸惑いと共に言うのであった。
「何故だ・・・・・・」
「んっ。何だ!?」
「俺はどうしてこいつと一緒に銀河を飛んでるんだ!?」
「細かいことは気にすんな!」
これがバサラの返答だった。
「シビルがだ」
「シビルが!?」
「俺に、俺達にだ」
まさに感性の言葉であった。
「銀河を見せてくれているんだ!」
「そうなのか・・・・・・!」
「だからだ!」
ここでバサラのテンションがあがった。
「俺も歌うぜーーーーーーーーっ!!」
「それは何だ!?」
「パワートゥザドリーム!」
曲名を叫ぶ。
「シビル、聴けーーーーーーーーーっ!」
「コオオオオオオーーーーーーーッ!!」
シビルがそれに応え楽しそうに声を出す。
「うおおおおおおおおっ!」
「シビル・・・・・・」
ギギルはバサラの叫びも聞いて呟いた。
「まさか御前・・・・・・」
「アニマスピリチア!」
「ボンバーーーーッ!!」
バサラも叫ぶ。彼等は今絶好調であった。
そしてだ。その頃ゲペルニッチはその遺跡に迫っていた。軍も一緒である。
その遺跡を見てだ。ゲペルニッチは思わず声をあげた。
「あれは・・・・・・」
「サンプル共のいる惑星GGTに現われた不可思議な建造物」
ガビルはそれだと言った。
「まず確実に」
「そうだ。そしてだ」
ゲペルニッチもさらに言うのであった。
「紛れもなくこれはプロトカルチャーの遺跡」
「はい、確かに」
ガビルもその通りだと答える。
「これは」
「まずい」
ゲペルニッチはそれを認識して述べた。
「この遺跡はまずいと」
「夢は実現せねば意味はない」
そしてこうも言うのだった。
「だからだ」
「どうされますか?」
「ここは」
ガビルとバルゴが問うた。
「一体どの様に」
「されるのでしょうか」
「遺跡を消去せよ」

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