第九話 受け継ぎし遺産
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な」
「そうよね。とにかくよ」
ここでツグミは話を本題にやってきた。
「バロータ軍がそう動いたってことは」
「つまりはこのまま」
「我々も」
「総員降下準備」
ジェフリーは即座に命令を変更させた。
「いいな、そうしてだ」
「またラクスに」
「それからまた」
「戦う、いいな」
まさにそうするというのだ。
そのうえで降下準備に入る。その時だった。
「海底から遺跡が浮上してきたみたいだ」
「遺跡!?」
「遺跡って何!?」
皆シゲルの今の言葉に問う。
「今度は遺跡って」
「何が」
「面白そうですね」
今行ったのはエキセドルだった。
「そこにバロータ軍は降下していますか?」
「いえ、まだです」
「それは」
シゲルだけでなくケイスケも報告してきた。
「わかりました。では我々の今のポイントは」
「丁度そこです」
マヤが言う。
「その上です」
「では今です」
その判断は素早かった。
「今ここで効果です」
「よし、それなら」
「これで」
こうしてであった。皆すぐに降下した。そのうえで、であった。
遺跡の近辺に降りた。すぐに総員出撃する。
その中でだ。皆まずはバサラを探した。
「おい、バサラ!」
「何処なの!?」
「ここにいるの!?」
彼は今は見当たらない。その中でブライトがエキセドルに問うのだった。
「エキセドル艦長」
「何でしょうか」
「何故この遺跡に?」
彼が問うのはこのことだった。
「何故またその様な」
「ある予感が」
エキセドルはブライトの問いにまずはこう答えた。
「今はそうとしか言えません」
「予感が」
「そうです」
それ故にだというのだ。
「ですから」
「予感、それによって」
「しかし貴方は」
今度彼に問うたのはアムロだった。
「長い間ゼントラーディの参謀だった」
「はい」
「それにより数多くのデータも把握している」
アムロが言うのはこのことだった。
「海から現れたその遺跡に何を感じたのでしょうか」
「若しもです」
エキセドルはまた前置きしてきた。
「私の予測が当たっていたならば」
「その時は」
「我々の」
まずはこう言うのであった。
「そして地球人の謎が解ける重要なデータが手に入るかも知れません」
「祖先の謎が解ける」
「それによって」
「それだけの重要なデータ」
「それは一体」
「そうです」
また言うエキセドルだった。
「人類の祖先であり」
「俺達の祖先で」
「我等ゼントラーディを創造した」
次の言葉こそであった。
「プロトカルチャーと呼ばれている種族ですが」
「その謎が解かれる」
「あの遺跡によって」
「広大な宇宙の中で」
エキセドルの言葉は続く。
「プロトカルチャーがこの宙域で生きていたらし
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