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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第九話 受け継ぎし遺産
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ットは狙うな!」
「わかってます!」
「それは」
「俺だってな!」
その柿崎も当然いる。
「やられてばかりじゃねえからな!」
「そうだな。しかし」
輝はここでふと思うのだった。
「バサラ君はまだか。戻って来る時じゃないんだな」
「よし、来たぞ!」
「ならあたしが!」
ミレーヌがここで叫ぶ。
「歌うわ!バサラの分までね!」
「うっ・・・・・・」
ここで洸が何かを感じた。それはライディーンの共鳴だった。
「これは」
「洸、どうしたの?」
「い、いや」
まずは誤魔化した洸だった。
「何でもないよ」
「そうなの」
(胸騒ぎがする)
だが心の中では言うのだった。
(これはまさか)
そして考えるのだった。
(あの女が言っていたアポカリュプシスの前兆なのか?)
「来たぞ!」
「ええ!」
だがこれ以上考えている時間はなかった。
「全軍戦闘用意!」
「コクピットは狙わなくても派手に行くぜ!」
こうして戦いに入った。プロトデビルン達は四方八方から来る。ロンド=ベルは遺跡、そしてシティ7を囲んでそのうえで戦うのであった。
暫くそのまま戦いが続いた。そして一時間程経つとだった。
バロータ軍はいなくなった。とりあえずは彼等の勝利だった。
「油断するな」
「ええ」
「そうですね」
サエグサとトーレスがブライトの言葉に頷く。
「また来ますね」
「第二陣が」
「そうだ、間違いなく来る」
それはもう読んでいるブライトだった。
「奴等のことだ。絶対にな」
「そうですね。それは」
「間違いなく」
誰もがそう思っていた。しかしその時だった。
「何っ!?」
「バッフ=クラン軍!?」
「まさかまた」
「出て来た!?」
「惑星に効果できたのはこれだけか」
ダラムが部下達に問う。
「今は」
「はい」
部下の一人が答える。
「残りは衛星軌道上の艦隊と交戦中か」
「若しくはか」
「はい、あるいは」
「撃沈されたか」
ダラムは苦い顔で述べた。
「これではだ」
「これでは?」
「手ぶらで帰っては財団に申し開きが立たんか」
「ダラム様」
ギジェもいた。
「ロゴ=ダウの異星人は巨神以外にも相当の戦力を持っています」
「報告は聞いている」
ダラムはこうギジェに返した。
「だが」
「だが、ですか」
「雇い主のオーメ財団の為にもだ」
「財団の為にも」
「我々は結果を出さなければならん」
「はい」
「ギジェ」
ダラムはギジェに対して告げてきた。
「御前はイデ探索を願い軍を引いた身だ」
「その通りです」
「働きを期待しているぞ」
「有り難き御言葉」
「各員に告ぐ」
そのうえで全軍に告げてきた。
「我々の任務は何だ」
「はい、イデの力を手に入れることです」
「そし
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