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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第八話 バッフ=クランとの出会い
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だったのね」
「何とか」
「生きていたの」
「すぐに回収しよう」
グローバルが言った。
「本人がいるかどうかはまだよくわからないがな」
「そうですね。それじゃあ」
「すぐに」
こうして彼のバルキリーがすぐに回収された。その中にいたのは。
「いやあ、参ったぜ」
「まさか生きていたなんて」
「奇跡ってあるんだ」
「本当に」
彼を笑顔で迎えはするが皆驚いていた。
「前の戦いでも撃墜されても生きていたし」
「まさかと思ったけれど」
「今度もなんて」
「どうやらだ」
ここで大文字が皆に説明する。
「彼は精神制御を受けてバロータ軍の一員とされるところだった」
「バロータの!?」
「それでは」
「そうだ。バロータ軍はだ」
ここで一同に説明する大文字だった。
「他の星の者達を捕虜に精神制御を行い兵とするのだ」
「じゃあ私達が今まで戦ってきた相手にも」
「そうした地球人がいた」
「そういうことに」
「おそらくはな」
こう述べるのだった。
「そういうことだ」
「何てことだ」
輝はそれを聞いて歯噛みした。
「俺達はこんなところでも同じ地球人と戦っていたのか」
「因果なことですね」
霧生も同じ顔になっていた。
「まさかと思いますよね」
「そうだな。しかしだ」
ここでフォッカーも言った。
「俺達が生き残る為にはだ」
「はい」
「わかっています」
それはもう言うまでもなかった。彼等も戦うしかなかったのだ。
そしてであった。格納庫ではだ。バサラがガムリンに笑いながら声をかけてきたのだった。
「よお、ガムリン」
「何だ?」
「ちょっと手をあげてみな」
「手をか」
「ああ、それでだ」
手と手と合わせて叩くのだった。それであった。
「こういうことさ」
「そうか、こういうことさ」
「わかった」
そしてここにだ。ロンド=ベルの面々が来るのだった。
「やったな、バサラ!」
「あらためてですけれど」
豹馬と洸が笑顔で彼に告げる。
「よくやったぜ」
「いい歌でした!俺感動しました!」
「ありがとよ」
「なあ」
しかしであった。コスモは深刻な顔で彼に言ってきたのであった。
「どういう訳かわからないけれどな」
「あのイデか?」
「あんたの歌とイデは何か反応してるみたいだな」
こう言うのであった。
「だからあの連中が来たみたいだな」
「そうかもな」
バサラもそれは否定しなかった。
「俺にもよくわからねえがな」
「それでもこれはだ」
「ああ」
「考えておく必要があるな」
コスモはさらに言ってきた。
「おまけにまだあのバケモノ共に囲まれてるしな」
「バロータか」
「あんたの歌はあの連中に効果があるんだな」
それは見たからわかることだった。
「じゃあ精々頑張って
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