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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第四話 果てし無き旅路のはじまり
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れだけなのね」
「いや、どうも」
ここでロジャーは言う。
「アル=イー=クイスだが」
「彼女達ね」
「彼女達に近いものも感じる」
「そうなのね」
「それが何故かはわからない」
ロジャーはそこまではわかっていなかった。
「だが。確かに感じる」
「そうした存在を」
「この戦いは大きなものになる」
彼はまた言った。
「それもかつてないまでにだ」
「全ての人達を救い」
ミリアルドも来た。
「平和を取り戻したいのなら」
「そう思うなら」
「その時は」
「この果てなき戦いの旅」
ミリアルドの言葉は続く。
「決して負ける訳にはいかない」
「簡単に言うけれどよ」
ディアッカは少し引いていた。
「相当やばい戦いなんだけれどな」
「今まで通りですね」
「ああ、そうだな」
エイナの言葉はその通りだった。
「じゃあそう考えるか」
「それならだね」
洸は明るい顔だった。
「いざ、だね」
「よし、じゃあ」
「行くか」
こうしてだった。彼等は遂に刻印に向かった。いよいよだった。
刻印の前に集結したところでだ。見送りを受けていた。
「では諸君」
「頼んだぞ」
「地球は任せてくれ」
ミスマルにアデナウヤー、イゴールがいた。岡や南原博士達もいる。他の面々もだ。
「君達も無事でな」
「宇宙を頼む」
「行って来ます、お父様」
「ううう、ユリカ・・・・・・」
彼も今はユリカに対してだけ泣いているのではなかった。
「立派になった・・・・・・」
「アラン」
「わかっている」
二人はこれだけだった。
「行って来る」
「うむ」
「父上、では」
「お父様もお元気で」
マイヨとリンダも父に挨拶をしていた。
「今から」
「宇宙に」
「うむ、頑張ってくれ」
彼はこう言うだけだった。しかしケーンにも言うのだった。
「ケーン君もな」
「ああ、それじゃあな」
明るい笑顔で頷く。そしていよいよだった。
その中でだ。火麻がスワンに問うた。
「猿頭寺はどうなんだ?」
「自室に閉じこもったままデス・・・・・・」
「パピヨンのことがショックで」
命も俯いて言う。
「それで」
「そうか」
今は火麻も乱暴ではなかった。
「こればかりは周囲がとやかく言ってもな」
「仕方ありませんね」
「それは」
「あいつ次第だ」
こう言うしかなかったのだ。
「立ち直ってくれたらな」
「そうデスね・・・・・・!?」
「どうした!?」
「この宙域に所属不明の部隊デス!」
「何っ、何処のどいつだ!」
「刻印前デス!」
「まさか!」
それは。やはり彼等だった。
「バルマー帝国!」
「しかもあれは」
ドモンとジョルジュが言う。
「外銀河方面軍か」
「まさかここで」
「おい、出て来たらな!」

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