第四話 果てし無き旅路のはじまり
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「もう一機デンドロビウムが」
「そりゃ凄いな」
キースも驚く話だった。
「そこまでなんて」
「しかもクインマンサもって」
「かなりのものだな」
プルとプルツーの話だ。
「キュベレイでも充分いけるけれど」
「クインマンサもあると心強いな」
「後はだ」
タシロの言葉はさらに続く。
「ノイエジールもあればガーベラテトラもある」
「そういったのもですか」
「あるんですね」
「そしてウィングゼロもある」
「ゼロもか」
「そちらも五機揃った」
「そうか」
ヒイロはそれを聞いて考える顔になった。
「カスタムで充分だがな」
「けれどあって損じゃないしな」
「その通りだ」
ウーヒェイがデュオに対して話した。
「俺達にとっちゃ懐かしい機体でもあるしな」
「あることが有り難い」
「ノインやヒルデが使うか」
「そうなりますね」
トロワとカトルも話す。
「ではそういうことだな」
「戦力アップになるのは間違いないですね」
「そうだな」
「有り難く使わせてもらう」
ノインにヒルデもまんざらではなかった。
「これでより効果的に戦える」
「楽しみにしている」
「それにだ」
今度言ったのはレイだった。
「ザフトの方も随分と送ってくれたな」
「ああ、確かにな」
シンがその言葉に頷く。
「インパルスとかまで送ってくれるなんてな」
「ガンダムは多いに越したことはない」
レイは言う。
「だからだ」
「こりゃいけるな。かなりな」
「そうね。何かこれだけあれば」
ルナマリアもいる。
「もう何でもいけるって感じ?」
「へっ、俺はインパルスデスティニーがあるからな」
シンのその愛機である。
「あれさえあればな。バルマーてもソール11遊星主でも何でも倒してやるぜ」
「頼んだわよ。あんたもエースなんだからね」
「ああ、どんな奴でも潰してやるぜ」
「それではだ」
「いよいよ向かうぞ」
「刻印にだ」
カットナルにケルナグール、ブンドルも来た。
「いよいよ宇宙にだ」
「そしてその大海の中にだ」
「漕ぎ出すとしよう」
「何か話が大きくなったね」
エイジもこのことを実感していた。
「そしてそれだけに」
「大変な戦いになる」
マーグも言う。
「だが。やらなければならない」
「まずはそのソール11遊星主か」
エイジの顔が強張る。
「彼等を何とかしなければ」
「その通りだ」
ロジャーも言う。
「この世界の戦いは私達のそれよりも大きなものだ」
「そうね」
ドロシーも彼の今の言葉に頷いた。
「その通りね」
「そしてだ」
ここでロジャーの目の光が強くなった。
「この戦いはだ」
「そしてロジャー」
「どうしたのだ?」
「他に感じていないのね」
こう彼に問うのだった。
「そ
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