第三話 激突!!勇者対勇者
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せていた。そうして。
バスターランチャーとその超長距離ライフルでだ。使徒を撃ち抜いたのだ。
そのATフィールドすら貫通して。まさに一撃だった。
「よし!」
「やりました!」
使徒はこれで活動を停止し爆発の中に消えた。しかしであった。
「シーラ様!」
「はい」
シーラがカワッセの言葉に応えていた。
「来ました」
「上空に機影」
それであった。
「戦艦クラスです!」
「バルマー!?」
「まさか」
「ピア=デケム!」
ここでまた戒道が言った。
「来たのか!」
「我等は使命を全うするもの」
ここでそのパルパレーパが言って来た。
「邪魔をするのなら御前も消去する」
「Jは!?」
「この宇宙にはいない」
「やっと追いついたね!」
「うん!」
「凱さん!」
ルネに光竜、闇竜が応援に来た。
「それで護は!?」
「一体何処なの!?」
「まさかと思いますが」
「詳しい話は後だ」
だが凱は今はその彼女達にこう返すだけだった。
「今は」
「それでは我はだ」
「待て!」
ルネがパルパレーパを追おうとする。
「何かわからないけれど逃がす訳にはいかないよ!」
「そうはいかないわよ」
「何っ!?」
そのルネに攻撃が来た。
彼女は紙一重でそれをかわしてみせた。しかしだった。
「ルネ!」
「大丈夫さ。けれどね」
その相手を見回して探すのだった。
「誰だい。今のは!」
「私よ」
今度は女だった。
「残念だったわね、子猫ちゃん」
「御前は一体」
「ピルナス」
こう余裕の言葉と共に名乗ってきたのだった。
「覚えておいて欲しいわ」
「ピルナス」
パルパレーパは彼女にも声をかけてきた。
「引き上げるぞ」
「ええ、わかったわ」
「待て!」
今度は凱が彼等を追おうとする。
しかしだった。パルパレーパはその彼に対しても言うのだった。
「もう一度言う」
「何っ!?」
「邪魔をするなら御前も消去する」
完全に本気の言葉だった。
「それをだ」
「くっ!」
「駄目だ、今は」
戒道がここは凱達を制止した。
「落ち着くんだ。下手に攻めてはいけない」
「しかしそれでも」
「今はね!」
「慎重にならないといけない」
しかしそれでも戒道は言う。
「相手が強いだけにだ」
「だからなのね」
「今は」
「うん、行かせるしかない」
戒道は光竜と闇竜にも話した。
「ここはね」
「わかったわ、じゃあ」
「本意ではありませんが」
「ソール11遊星主」
その彼等についての言葉だった。
「太陽系の守護神」
戦いは終わった。だがだ。戒道はここでロンド=ベルの面々に話すのだった。
「僕達は」
「そうでしたね」
ボルフォッグが戒道に応えていた。
「貴方達はあの時に」
「あの時に
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