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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第二話 SRX敗北
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                 第二話 SRX敗北
ネオエジプトに来たロンド=ベル。そこにいたのは。
「やっぱりヘルモーズが」
「七隻いる」
「ということだ」
「そうだ」
あの見知った七人がまた出て来たのだった。
「汝等の相手はだ」
「我等が務める」
「それでいいな」
ジュデッカ=ゴッツォ達であった。あの七人がである。
「既に我等を倒したのは知っている」
「銀河辺境方面軍のことはだ」
「特にだ」
「我等をだ」
出て来たのはエペソとラオデキアだった。
「我々はだ」
「とりわけ余だな」
「ああ、そうだよ」
甲児が彼等のその言葉に答えた。
「御前等とはもう随分会ってるな」
「その恨みもだ」
「晴らさせてもらう」
「その前に誰が誰なのかわかりにくくない?」
マリアはこのことに突っ込みを入れた。
「この七人って」
「声も外見も全く同じだしね」
ジュンも彼女の言葉に頷く。
「中々わからないわ」
「ヘルモーズもだからな」
鉄也は彼等の乗艦を見ていた。
「それで見分けるというのはだ」
「難しいわよね」
さやかも言う。
「本当に」
「髪の色デーーーース」
だがジャックはそれを見抜いていた。
「一人一人それが違いマーーーース!」
「あっ、そういえば」
メリーは兄の指摘でそのことに気付いた。
「髪の色は一人一人違うわよね」
「確かにな」
「そうよね」
大介とひかるもその言葉に頷く。
「そうか、それでか」
「一人一人違うのね」
「何処のRPGなんだ?」
今言ったのはかずマだった。
「それってよ」
「そうよね、殆どそれよね」
ミヒロも兄のその言葉に頷く。
「髪の色だけで見分けろって」
「しかも能力も同じだし」
「口調まで」
皆口々に言っていく。
「それが七人ね」
「お決まりっていえばお決まりね」
「さて、戯言は終わりだ」
「我等は我等だ」
そのジュデッカ=ゴッツォ達が言ってきた。
「ここで汝等を倒しだ」
「あらためて地球圏を掌握させてもらう」
「言いたいことはわかった」
その彼等に返すレーツェルだった。
「では相手になろう」
「うむ、それではだ」
「参るとしよう」
バルマー軍との戦いが再びはじまった。まずはロンド=ベルはその軍を大きく散開させた。
「ヘルモーズの主砲だ」
「それに気をつけろ」
アムロとフォッカーがそれぞれ言う。
「あれの直撃を受けるわけにはいかない」
「だからだ。いいな」
「つまりだ」
ここでテムジンが言う。
「いつも通りだということだ」
「ブラザー、それはまたわかりやすいな」
「物事を難しく言う趣味はない」
やはりいつものテムジンである。
「そういうことだ」
「よし、わかった」
ハッターもそれで納得した。
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