第二話 SRX敗北
[8/16]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
方は操縦に集中して」
「りょ、了解!」
「TーLINKフルコンタクト」
アヤの指示は続く。
「何としてもここから!」
「脱出する!」
レビも言う。そしてヴィレッタが護る。
そのまま脱出しようとする。だが。
ハザルはそれを見てもだ。残忍な笑みをたたえて言うのだった。
「逃げ出すつもりか。だが遅かったな」
「!?」
その後ろにエペソのディバリウムが回り込んだ。それで退路を塞がれてしまったのだ。
「ちっ、こいつもかよ!」
「敵の攻撃は私が防ぐ」
レビが出て来て言う。
「この宙域から脱出することを考えろ」
「あ、ああ」
「いいな」
「ふふふ、それは無理だ」
ここで自信に満ちた態度を崩さないハザルだった。
「何があろうともだ」
「くそっ、あいつも近付いてきやがるのかよ」
「さあリュウセイ=ダテ」
はざるはわざとゆっくり近付いて来て言うのだった。
「御前の力を見せてみろ。サイコドライバーの力をな」
「来たぞ!」
「ここでやられてたまるか!」
リュウセイも今は撤退する気だった。
「アヤ、フィールドを頼むぞ!」
「ええ、わかったわ!」
ここでロンド=ベルが戦場に到着したのだった。
「来た!?」
「ロンド=ベルが」
しかしであった。誰もが今のSRXの姿を見てだ。唖然として言うのだった。
「何だそのダメージは」
「どうしたの?」
「やられちまった」
無念の顔で言うリュウセイだった。
「奴にな」
「!?そういえばあの白いマシンは」
「まさか敵の新型のマシン」
「そうらしい」
レビが彼等の問いに答えてきた。
「私も見たことがないマシンだ」
「それがSRXを」
「瞬く間に」
「だとすればかなりの強さが」
「さて、ここで出て来たな」
ハザルの笑みはいよいよ不遜なものとなる。そしてだった。
「では俺の力をここで発揮するとしよう」
「!?」
「この力」
「間違いない!」
その力を感じてクスハとブリットが思わず叫んだ。
「あのマシンにいるのは」
「俺達と同じ」
「ううっ・・・・・・」
そしてアヤはその力を感じ取り頭に両手をやって苦しんでいた。
「この力は」
「奴も念動力者なのか」
リュウセイもそれをはっきりと感じ取っていた。
「まさか」
「間違いない」
レビもであった。
「あいつも」
「力を持っている」
「ただしだ」
ハザルは彼等を完全に下に見て告げてきた。
「俺は御前達とは違う」
「何っ!?」
「違うというのか!」
「そうだ」
こうクスハとブリットにも答えるのだった。
「今からその証拠を見せてやろう」
「来たぞ!」
「今の貴様の念では俺に対抗できまい!」
「リュウ!」
ライがまたリュウセイに叫ぶ。
「回避しろ!」
「だ、駄目だ!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 ~小説投稿サイト~
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ