第二話 SRX敗北
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定した。
「ではそれで」
「御願いします」
「ならばよい。さすればだ」
「はい、それでは」
「どうぞ」
そのマシンはSRXの前に来た。そうしてだった。
その攻撃を放った。四機に対してだ。
「受けるがいい」
黒い波動に見える衝撃波だった。それを出したのだ。
その速さは彼等とて避けられるものではなかった。
「な、何だこれは!」
「いかん!」
「回避!」
三人は咄嗟に叫んだ。
「これはいかん!」
「わかった」
レビもライの言葉に頷きだった。すぐにそれを避けようとする。
だがそれは間に合わずであった。激しいダメージを受けた。それは無視できないものだった。
「くっ、何てこった」
「まさかあのマシン」
「またバルマーの切り札だというの?」
「有り得る」
四人はそれぞれ言った。
「いかん」
そしてヴィレッタが決断を下した。
「四人共ここはだ」
「合体だな」
「そうだ」
こうリュウセイにも告げた。
「わかったな」
「あ、ああ」
「それならなだ」
「すぐに」
こうして四人はすぐに合体に入った。SRXになる。
そのうえでライフルを放つ。だがそれはあえなくかわされてしまった。
「かわした!?」
「嘘だろ!?」
アヤとリュウセイがそれを見て思わず叫んだ。
「SRXの攻撃を」
「しかもあの巨体でかよ」
「ふふふ、俺に攻撃を仕掛けてきたか」
そのマシンからまた倣岸不遜な声がしてきた。
「その罪を償ってもらおう」
「!?また」
「来た!」
「避けられん!」
また攻撃を受けた。それでSRXもまた致命的なダメージを受けた。
「くっ、これじゃあ」
「皆大丈夫!?」
アヤが他の三人に問うた。
「無事なの!?どうなの?」
「あ、ああ。何とかな」
「大丈夫です」
「私もだ」
「そう、よかった」
アヤは三人の言葉を聞いてまずは納得した。しかしだった。
ヴィレッタのヒュッケバインマークスリーが前に来てだ。言うのだった。
「いかん、ここは撤退だ」
「撤退かよ」
「すぐに退け」
こう四人に言うのだった。最早SRXはその下半身を吹き飛ばされ戦える上京ではなかった。それを見ての言葉であったのだ。
「わかったな」
「ああ、しかし」
「リュウ、ロックオンされたわ」
ここでアヤがまたリュウセイに告げた。
「すぐに回避を」
「駄目だ」
しかしここでリュウセイが言う。
「エンジンの出力があがらねえ」
「まさかエンジンまで」
「ライ、どうなってるんだ?」
「バイパス系をやられた」
これがライの言葉だった。
「現状ではウォータードライブにも達していない」
「それならだ」
リュウセイはそれを聞いて言った。
「合体解除か」
「それか」
「ああ、それだ」
まさにそれだとレビ
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