第二話 SRX敗北
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です」
「このままでは」
「まさかトロニウムが!?」
「反応はありません」
「ですが」
トーレスとサエグサはまた彼に言ってきた。
「機体が爆発します!」
「かなりの規模の爆発が!」
「いけない!」
すぐに綾人がSRXのところに来た。
そしてそのラーゼフォンでだ。三人を保護してだ。
ヴィレッタも来た。そのうえで彼を手伝った。
「済まない」
「いえ、とにかく今は」
「そうだな」
「SRXチーム!」
「脱出しろ!」
二人は彼等に対して言ってきた。
「今は」
「さもないと死ぬぞ!」
「だ、だが」
ライがその彼等に応える。
「このマシンが」
「このままでは爆発に巻き込まれます!」
「だからだ」
「早く脱出して下さい!」
「今すぐだ!」
「りょ、了解・・・・・・」
ライが最初に頷いた。
「それではだ」
「仕方ないというのか」
次はレビだった。
「今は」
「はい、すぐに」
「脱出しろ」
「リュウ・・・・・・」
ライはリュウセイにも声をかけた。
「脱出だ」
「・・・・・・・・・」
「リュウセイ!!」
「守れなかった・・・・・・」
ここでリュウセイは一人呟いていた。
「俺は・・・・・・アヤを・・・・・・」
「リュウ・・・・・・」
だがライはその彼に言うのだった。
「思い出せ」
「何っ!?」
「大尉の言葉をだ」
アヤのその言葉をだというのだ。
「いいな、それをだ」
「アヤのか・・・・・・」
「今は耐えるしかない」
それしかないというのだ。
「耐えて生き延びだ」
「そうしてか」
「成すべきことをだ」
「ライ・・・・・・」
「そうしなければ俺達は」
「そうか・・・・・・」
「早く脱出しろ!」
またヴィレッタが言ってきた。
「機体が爆発するぞ!」
「早く!」
そして綾人も。
「さもないと本当に!」
「・・・・・・ああ」
「行くぞ」
三人は保護された。ラーゼフォンとヒュッケバインがこれで離脱する。
「三人は収容しました!」
「これで!」
「よし!」
それを聞いて頷くブライトだった。そうして。
「離脱だ!急げ!」
「俺達は・・・・・・」
「守れなかった・・・・・・」
「アヤ・・・・・・SRX・・・・・・」
ライもレビもリュウセイは絶望の中にあった。
「しかし今は」
「生きるしかないのか」
「・・・・・・糞っ、今はかよ!!」
ロンド=ベルが戦場を離脱するとだった。そこに大爆発が起こった。しかしそれで戦いは終わった。しかしであった。
「三人はどうなんだ?」
「かなり重傷よ」
ファがカミーユに話す。
「まだどうなるかわからないらしいわ」
「そうか、そこまでなのか」
「特にリュウセイが」
ルナも暗い顔になっていた。
「集中
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