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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第一話 新たな敵軍
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                 第一話 新たな敵軍

バルマー帝国銀河辺境方面軍壊滅の話はすぐに帝国本土にも届いた。霊帝ルアフはそれを宰相であるシヴァー=ゴッツォから聞いていた。
「そう、マーグもロゼも」
「地球人に投降しました」
シヴァーはこのこともルアフに報告した。
「そしてロンド=ベルに入りました」
「そうか」
「そして処罰は」
「ああ、いいよ」
それはいいというマーグだった。
「彼等の一族やギシン家に対してだね」
「はい、それは」
「それについては不問にするよ」
こう言うのだった。
「彼等には何の興味もないからね」
「左様ですか」
「うん。それでだけれど」
「はい、それでは」
「地球には別の軍を送るとしようか」
「ではどの軍にしますか」
「そうだね。地球に近いし」
まずはそこから述べるルアフだった。
「外銀河方面軍にしようかな」
「彼等にですか」
「うん、君の息子に行ってもらうよ」
ここで思わせぶりにシヴァーの仮面を見てきた。
「それでどうかな」
「わかりました、それでは」
「そうしよう。それでね」
「すぐにですか」
「そう、すぐに向かわせよう」
ルアフは決定は迅速だった。
「そういうことでね」
「はい、それでは」
「そして後は」
ルアフの言葉は続く。
「反乱を起こしたボアザンやキャンベラには」
「兵を向けますか」
「そうだね、彼等にも兵を送ることを考えておこう」
「わかりました、そして」
「バックフランも来ているし宇宙怪獣もいる」
そうした勢力のことも頭の中に入れていた。
「彼等に対してはこの帝都の護りを固めたうえで」
「本土防衛軍をですね」
「彼等を集結させとしよう」
「わかりました」
「敵が増えたね」
ルアフはまた言った。
「ここに来て」
「宇宙怪獣は元からですが」
「うん、問題はバックフランだ」
「あの者達は他の銀河から来ております」
「彼等はこの帝星に迫ろうとしているけれど」
「引きつけますか」
「そうするとするかな」
何処か他人事の言葉だった。
「その方が確実だね」
「それでは」
「さて、それじゃあね」
ルアフは軽い調子での言葉を続けていく。
「僕はまた瞑想に入るよ」
「それでは」
こうして彼等の話は終わった。そして地球では。ロンド=ベルはセダンに戻り休息を楽しんでいたのであった。
その中でだ。皆プールの中にいた。そこにはロゼもいる。
「うわ、ロゼさんって」
「スタイルもかなり」
「いいんですね」
「そ、そうですか?」
それを言われて困った顔になるロゼだった。見れば彼女はダークブルーの競泳水着である。シンプルだが体型ははっきりと出ている。
「そんなに」
「いいって」
「そうよね」
「それもかな
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