第一話 新たな敵軍
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「そうなのか」
「ええ、ミリアはお供で」
「旦那の御前はここか」
「本当はミリアと来たかったんですけれどね」
ここでは苦い笑顔になるマックスだった。
「それがですね」
「早瀬大尉って押しも強いしなあ」
「あの人だけは変わらないし」
「もうミス生真面目」
ここまで言われるのだった。
「鉄の女っていうか」
「そんな人がまた来たかって思ったら」
「それが違うから」
「よかったよかった」
「だから私も変わった」
そうだというのである。
「ここに来てからだ」
「そっくりな人も多いですしね」
「ナタルさんは特に」
「ミスマル大佐にしても」
彼女がまず挙げられた。
「あとフィルちゃんにフレイちゃんにステラちゃん」
「もう何人でも」
「そういう相手がいるのも有難い」
ナタルもそのことはまんざらではなかった。
「実際な」
「そうだな。やっぱり似ている相手がいるのは嬉しいことだ」
アムロは微笑みながら話しつつ述べた。
「そういえばロゼは何か」
「はい?」
「フラウに雰囲気が似てるな」
「そういえばそうだな」
ブライトも彼のその言葉に応えた。
「思い出すな、彼女を」
「っていうか雰囲気とか感じがな」
「そっくりだよね」
カイとハヤトも言う。
「それにどうも」
「ファーラ姫にも」
「そうですね」
白いビキニのファーラまで出て来た。彼女も立派なプロポーションである。
「私もそう思います」
「私達って確かに」
ロゼもまたファーラに応える。
「似ていますよね」
「そういう方が入られて私も嬉しいです」
実際にそのことを喜んでいるファーラだった。
「これからも宜しく御願いします」
「はい、それでは」
二人の間に友情ができた。それは友情をさらに超えたものがあった。それだけ深い絆をもう作り上げてしまったのである。
そしてだ。数日後だった。もう来たのであった。
「あの刻印からか」
「そうです」
セイラがリュウに応える。
「来ました、遂にです」
「バルマーも素早いな」
「ああ。じゃあ行くか」
それを聞いてまず動いたのはスレッガーだった。
「迎撃にな」
「よし、それではだ」
「総員出撃だな」
アポリーとロベルトも言う。
「刻印に向かってだ」
「すぐに行かなければな」
「用意しておいて何よりだったな」
その中でギュネイはこう言った。
「もう来るってわかっていたしな」
「そうね」
クェスが彼のその言葉に応える。
「あたしもヤクト=ドーガの整備忘れていなかったし」
「なあクェス」
「何?」
「御前ずっとあの赤いヤクトドーガでいくのか?」
こう彼女に問うギュネイだった。
「これからもよ」
「そうよ。それがどうかしたの?」
「御前にはアルパ=アジールも合うん
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