第6話 作戦開始
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完璧に全うする所にある。と、アリアは思っている。それは、過去三十年を遡っても、レズリーは、自分が請け負った仕事を失敗した事が一度もなく、且つ、仕事の最中に仲間内で死者はおろか、重症者すら出した事がない。
まさに生きる伝説である。
―――しかし今回の作戦はどこか杜撰だ。
アリアはそう考える。
元々推理力が皆無のアリアだが、「直感」に関しては素晴らしいものを持っている。そしてその直感が告げていた。
クルトと共に行け、と。
「―――わかったわよ。あんたと一緒に始末書書いてあげるわ」
「そりゃありがたい。後三十年経ったら結婚してくれよ」
そんなバカな冗談にも。
「なっ!?ば、ばばばばバカじゃないの…ッ!?」
と、顔を真っ赤にして真剣に照れているアリアは色んな意味でもうダメかもしれなかった。
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