第6話〜迷い晴れるとき〜
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「どう…言う…事ですか?」
え?遺言って一体なんだよそれ
「……」
「束さん!!」
「私がね、3年前あの日の後にキョウくんとエクちゃんの部屋を片付けていたらね。USBが机の引き出しから出てきたんだ。」
「それで?」
「それをね解析したら音声ファイルがあったんだ」
そこに…遺言があったってか……
「…そう、ですか……」
「ごめん、騙すつもりわなかったんだよ?でもキョウくんがこれをせっくんに教えるのは3年後にしてって遺言に言われたから」
「まぁ、キョウ兄らしいちゃあ、らいしですね」
「最後にキョウくんとエクちゃんからせっくんメッセージがあったから束さんが言うね?【刹那、相棒を頼むぞ】」
キョウ兄……
「エクちゃんは【刹那、ヴァイスちゃんとアルトちゃんの事よろしくね】」
エク姉……
「いちよう、修理はしているから乗るか乗らないかは自分で決めて流石にこれ以上は心の整理がいるだろうしね、じゃあね、せっくん」
【通信終了……マスター…】
「くそ、俺は一体……」
一体どうすればいいんだ!!
☆BGM〜記憶の底へ〜
次の日第2整備室
織斑先生に無理を言って整備室を借りれたけど……
俺の目の前には3機のISが有る
右にアルトアイゼン 左にヴァイスリッター 中央にインフィニティー・ギャラクシー
「………」
束さんがアルトとヴァイスを使えって言ったのは遺言だけじゃない他の理由は……
「やっぱり、インフィニティーが原因だよな」
【そうだろうね】
そう、元々インフィニティー・ギャラクシーの開発コンセプトは新たにアイツ等に対抗する力と『宇宙空間での圧倒的なスピードと大火力による撃滅を可能とする機体』をコンセプトにした『宇宙空間専用IS』
「それにスペックは世界で唯一の第8世代出しな」
ちなみにアルトはヴァイスは第5世代ISでアルトのコンセプトは『圧倒的な火力と装甲、突撃力を以って正面突破を可能とする機体』
ヴァイスは『亜音速で飛行することによって敵の攻撃をことごとく回避し、その長距離兵器を駆使して超々距離から敵中枢に打撃を与える』
「はぁ…」
【マスター、アルトとヴァイスを使ってくれ……】
「でも、そしたら、お前が……」
【何を言ってるんだマスター、俺はマスターの切り札だぞ?切り札は最後までとっておけマスター】
「わかった……」
俺はインフィニティーを終いアルトとヴァイスの前に行く
アルト、ヴァイス、あの人達の思いは俺が受け継ぐだから……だから……
「俺に力を貸して!!『古き鉄』アルトアイゼン!白き堕天使ヴァイスリッター!」
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