暁 〜小説投稿サイト〜
IS-インフィニット・ストラトス-〜運命の先へ〜
その名はガンダムAGE-2
第5話 クラス代表は誰だ!?
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僕たちは一斉に飛翔した。
だけど僕とオルコットさんは普通にまっすぐ上昇したんだけど、一夏はフラフラしながら飛んでいた。

「何をやっている。スペック上の出力ではAGE-2はともかく、ブルーティアーズよりは上だぞ」

ISにまともに触れてこなかった奴に向かってそれは酷なんじゃないかなって思うんだよね。
何なんだろう、あの鬼軍曹っぷりは・・・・
身内だからって厳しくしてるといつか嫌われちゃうよ?織斑先生・・・・

「アスノ、何か私に意見でもあるのか」

「い、いえっ!何もありません!」

あの先生は超能力者か!?
僕の心を読むなんて・・・・これからは気を付けよう。

「一夏さん、イメージは所詮イメージ。自分がやりやすい方法を模索する方が建設的でしてよ」

「そうそう、こんなふうに飛んでみるのもひとつの手だよ」

オルコットさん、もといセシリアさんと僕は一夏に簡単な方法を少しだけ伝授した。
ちなみに僕が見せたやり方とは水泳の蹴伸びみたいに両手、両足をピンと伸ばした状態を見せた。
まぁぶっちゃけちゃえばウルト○マンみたいな飛び方を見せてあげた。

「そう言われてもなぁ大体空を飛ぶ感覚自体がまだあやふやなんだよ。なんで浮いてるんだこれ」

「説明しても構いませんが、長いですわよ?」

「反重力力翼と流動波干渉とかいろいろと説明するのは山とあるからね。僕はあまりにも難しくて大雑把にしか覚えてないよそんなの」

僕はあまりそういうのは詳しくないんだよね。僕よりもあの人の方が滅茶苦茶詳しいし・・・・

「わかった。説明はしてくれなくていい」

さすがは一夏。難しいと思ったら即逃げたよ。でもいい判断かもしれない。
僕でもあんな話を延々と聞かされたらパンクしちゃうもん。

「そう、残念ですわ」

笑顔でセシリアさんは返した。
なんで呼び方が変わってるかって?
それは彼女の方からそう呼んでくれって言われたからだよ。
だから僕も一夏もそう呼ぶようになったし、セシリアさんも僕と一夏を名前で呼ぶようになった。

それから篠ノ之さんに一夏がどやされたり、急降下急停止で一夏がグラウンドにクレーターを開けたりと、一夏だけが散々だった。
僕?僕は難無くクリアしたよ。ただ目標より1センチ高かったけどね。
そのあとも武装の展開だったりなんだったりと授業は進んでいったよ。
武装の展開は二人よりも早く、正確にハイパードッズライフルとシールドを展開してみせたよ。
ビームサーベルだけはリアアーマーに随時マウントしてあるので問題ないけど。

「時間だな。今日の授業はここまでだ。織斑、グラウンドを片付けておけよ」

僕は一夏に目を合わせないようにしてそそくさとその場を去った。
後ろに一夏の叫び声が
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