第63話 =魔法=
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に来たら山ほど出すだろうからとても隠れきれないよ。それにさっきの魔法は火属性…ってことは」
「火系統魔法が得意のサラマンダーってわけか」
面倒なことになったな、と思いながらルグルーに向けてダッシュする。救いというかここからダッシュすればリーファのステータス的にも俺もキリトも大差をつけて圏内に逃げ込めるはず。そして中立域にある町ではアタック不可なので逃げ込めばかばこちらの勝ちだ。
「…湖発見っと」
ヴォルトという種族のおかげで2人よりも少々早く走れている俺は湖の真ん中に浮かぶ街を見て何とか一安心した。キリトたちもそれを見たのか少し安堵の表情が見える。
「何とか逃げ切れそうだな」
「油断して落っこちないでよ。水中に大型モンスターがいるんだから」
そういいながらもあと少し走れば町に着く、そんなときだった。俺たちの上を光が通り過ぎ着弾とともに光点が巨大な土の壁へと変化したのは。
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