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ソードアート・オンライン 〜人形使いの集い〜 フェアリーダンス
中華再び
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かける、そしてボスを取り囲む
なんだ、我々と同じ狩り方なのかなと思っていると
いきなり予想外、全員で適当にボスを殴り始めたwwwwwww
大暴れするボス、片っ端から屍となる中華軍団
しかし、死んだ端から蘇生していく、そしてまた適当に殴りまくる
また死ぬ、また蘇生する、また死ぬ、また蘇生、また死ぬ、また蘇生するをエンドレスで繰り返す
おいおい、これデスペナが半端じゃないぞ?
10分ほどこんな状態が繰り返されてボス討伐完了

             アハハハハハハハハ、豪快だな〜!

我々日本人が初めてボス狩りした頃を思い出すような壮絶なハンティングだった
こいつら普段からこんな狩り方してるのかな?
なんか老婆心が沸いてボス狩りのセオリーをレクチャーしたくなってしまった
もっとも、そんな義理は無いのだが
すると先程の「石崎ひろし」が再び近寄ってくる
「Was it interesting ?(面白かったかい)」 と聞いてきたので
「yes」と返事をすると「It play together more interesting(一緒にやるともっと楽しいぜ)」
ちょwwww、どうするよ、誘われちゃったぞwwww
「折角だから一緒に遊んでみようか」とシャルル
さすが我らがオヤビン、躊躇無いぜwwwww

じゃあ言ってみようかという事で「Yes」と答えると「ok, come come」
そう行って一斉に南に移動していく、我々もその後を追う
しばらく進むとウンディーネ領の湿地帯、そこにいるフィールドボスは「ジャイアント・スワンプ」
緑色の巨大なミミズみたいな奴である
ついてはきたものの、流石にあんな狩り方に付き合うわけにはいかないのだがどうしようと思っていると
「ボスのタゲを取らないように連中よりワンテンポ遅れて攻撃すれば大丈夫じゃね」とシャルル
集まって強化魔法をかけると、先程と同じように中華が適当に殴りだして戦闘開始
大暴れするジャイアント・スワンプ、我々も数秒遅れて攻撃開始
次々と死んでいく中華、そして次々と蘇生、次々とタゲを変えるジャイアント・スワンプ

こういうモンスターは内部にヘイトリストというデータベースを持っており
攻撃された順番、回数、ダメージを積算した数値、ヘイト値で反撃するターゲットを選定している
そして対象が死亡するか、ログアウト、一定時間、或いは一定距離を離れると
ヘイト値がリセットされるという仕組みを持っているのだ
そのため順番に中華が死んでいくとワンテンポ遅らせて殴り始めたとしても
最終的には必ずこちらにもタゲが向く事になる
これを防ぐためには中華の誰かが自分よりも大きなヘイト値を稼ぐか、一定時間、一定距離を離れて
ヘイト値をリセットさせない限りタゲが離れる事は無い

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