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紫天の主は管理局の少将
たぬきがやって来た
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「いや、前のは問題無いんですが…………最後のはちょっと遠慮したいんですが…………」

「ヴェロッサには言っておいたぞ。俺の仕事を手伝わせると」

「なっ!? それでかっ!! 三日ほど空けとけと言われたんわっ!!」

「そういう事だ。どうする? 聖騎士様のプロフェーティン・シュリフテンによる詩文の解析結果が全て『いずれ起こりうるであろう陸士部隊の全滅と管理局システムの崩壊』と出てるんだろ? 俺はどっちでも構わないぞ。いっそ潰れてくれた方が俺は自由になれるからな」

「どこまで知ってんねん…………わかった。やったるわっ!!」

「よぉ〜し、言ったな。何、安心しろ。お前が担当するのはたったの9900テラバイトの書類だ」

「ちょっ!? シャレになってへんで…………」

「あっ、一応休暇扱いになるからな。金はでん」

「鬼や…………悪魔や…………」

「ほら、さっさと仕事しろ」

「くっ、これも機動六課の…………夢の為や…………やったるで私っ!!」

さて、少しは楽になったがまだまだやる事は有る。愛しい妻たちの為にも頑張って海水浴の時間を作らんとな。







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