第八十六話 帰還
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じゃない」
「・・・」
「でも大切なのはそうじゃない。大切なのは相手を思う心なのだと僕は思った。心が良ければ何でも許されると言う訳じゃないけど・・・」
闇慈はゆっくり小猫の手を取り、笑顔で話しかける。
「僕はもう迷わない。そして誰よりも強い心を持っていく!!だから僕をまた君のそばに居させてもらえないかな?」
それを聞いた小猫は涙を流しながら闇慈に飛び掛った。それは今までの事なんか気にしていないと言う事を思わせるような抱擁だった。
「闇慈・・・先輩。お帰りなさい・・・闇慈先輩」
「ああ・・・ただいま、小猫ちゃん」
闇慈はこの温もりを忘れはしないだろう。そして改めて心に誓った。この最愛の人は何が合っても守ると!!
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