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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百八十六話 七柱の神々
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「ヒラデルヒア=ジュデッカ=ゴッツォ」
「ラオデキア=ジュデッカ=ゴッツォ」
「スミルナ=ジュデッカ=ゴッツォ」
「ベルガモ=ジュデッカ=ゴッツォ」
「テアテラ=ジュデッカ=ゴッツォ」
彼等はそれぞれ名乗ってきた。
「我等七人がだ」
「それぞれ相手をさせてもらおう」
「それでいいな」
「わしもだ!」
そしてバランも自ら来ていた。キャリコとスペクトラもだ。
「小童、いるな!」
「ああ!」
トウマが彼の言葉に応える。
「いるぜ、ここにな!」
「ならば来い!」
言葉は多くは不要だった。
「ここで決着をつけてくれる」
「へっ、こっちもそのつもりだぜ」
「いい顔になってきておるわ」
バランは彼のその顔を見て笑った。
「最初のあの時の顔とは大違いよ」
「あんたは相変わらずだけれどな」
「何っ!?」
「相変わらず達磨みたいな顔をしてるな」
「ええい、黙れ!」
達磨と聞いてすぐに怒りの声をあげてきたバランであった。
「わしを達磨というか!」
「いや、ちょっと待て」
「今の言葉だけれど」
コウタとショウコがそこに突っ込みを入れる。
「あんたバルマー人なのに達磨知ってるのか」
「それは何でなの?」
「ひょっとしてさ」
ミオも笑いながら言ってきた。
「目の玉が出る達磨とかは」
「知っておる」
こうミオに返すバランだった。
「それもだ」
「あはは、話がわかるね」
「おい、だからだよ」
「何でそれを知ってるのよ」
それをさらに言う二人だった。
「そんなことをよ」
「どうしてなの?」
「地球で見た」
これがバランの返答だった。
「それで知ったのだ」
「何時の間にそんなものを」
「何か凄い話」
「そしてだ」
彼はさらに言うのだった。
「わしは間違っても達磨ではない!」
「別に力説しなくていいんじゃないかしら」
ミナキはその彼の言葉を聞いてまずは首を捻った。
「何もそこまでは」
「だよな」
それにトウマも頷く。
「何もそこまでな」
「そうよね。ムキにならなくても」
「そうだよな」
「わしにとっては無視できん」
彼にとってはという。
「そうしたことはだ」
「まあそれならそれでいいけれどな」
「そうね」
トウマとミナキはそれ以上バランに言わなかった。
「とにかくだ。七隻のヘルモーズだ」
「またこれの相手ね」
「それだけじゃない」
クォヴレーが二人に言ってきた。
「ここはだ」
「ああ、そうだな」
「撃沈してからもね」
それからの展開ももうわかっている彼等だった。
「出て来るんだったよな」
「ズフィルードが」
「諸君」
ここでまた大河が全員に言ってきた。
「まさに正念場だ」
「はい、確かに」
「それは」
「人類の興廃この一戦にあり
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