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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百八十六話 七柱の神々
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ィスはその言葉を受けて頷いた。
「それでは私もだ」
「動きを合わせろ、いいな」
「うむ、行くぞ!」
「い出よ蒼覇龍!」
その両手に龍を出してであった。一気にその龍を放ってきた。
「受けよ!」
その龍を放ち叫んだ技は。
「真覇猛激烈波!!」
そしてアルティスもまた。
「我が最大奥義」
そして。
「紅蓮!覇炎陣!」
二人の奥義が炸裂した。それでズフィルードの動きを止めてしまった。
七機のズフィルードが倒された。これはジュデッカ=ゴッツォ達にとっても予想外であった。
「何っ!?我等が」
「我等が敗れたというのか」
「まさか」
「まさかではない」
フォルカがその彼等に対して告げてきた。
「万丈が言ったな」
「それか」
「それなのか」
「我々の進化は光速だ」
フォルカも言った。
「それをわからなかったからこそだ」
「我等は敗れた」
「そういうことか」
「その通りだ。それではだ」
七人のジュデッカ=ゴッツォ達に静かに告げた。
「安心して旅立つがいい」
「くっ、バラン様」
「それでは」
「うむ」
バランはその彼等の言葉を静かに受けていた。
「わかっておる」
「我等の最期見届けて頂きたい」
「今ここでの」
「誇り高き最期見せてもらおう」
バランは言った。彼等に対して。
「今からな」
「では」
「これで」
七人は爆発するズフィルードと運命を共にした。これで戦いは終わった。
バランは彼等の最期を見届けるとだった。まずはキャリコとスペクトラに告げてきた。
「してだ」
「はい」
「我々ですか」
「そなた達は戻れ」
こう彼等に告げたのである。
「本来の部隊にだ」
「グラドス軍と同じく」
「ここはですか」
「後はわしが預かる」
バランはまた告げた。
「わかったな」
「はい、それでは」
「我々はこれで」
「それではな」
こう言って去らせようとする。しかしここで。
「いえ」
「むっ!?その声は」
マーグの声だった。ペミドバンのそのモニターに彼が出て来ていた。
「マーグか」
「はい、ここはです」
「わしも去れというのか」
「後は私にお任せ下さい」
こう言うのである。
「それで御願いします」
「しかしじゃ」
「私は勝ちます」
何時になく強い言葉であった。
「だからじゃ。よいな」
「わかった」
言っても引かないと見た。ならばであった。
彼も去ることにした。しかしここで言うのであった。
「マーグよ」
「はい」
「御主のその心、見せてもらった」
このことをである。
「しかとな」
「私の心をですか」
「そしてじゃ」
マーグにさらに話していく。
「その武勇もじゃ」
「私の武勇も」
「そう、見せてもらった」
それもだというのだ。

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