第百八十五話 ホワイトスターの決戦
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こにいたのね」
ラウルとフィオナが三人に声をかけてきた。
「丁度いい、こっちに来いよ」
「ゲームでもしましょう」
こう言って三人を誘うのである。
「時間はちょっとあるみたいだからな」
「暇潰しにね」
「あっ、ゲーム?」
「いいね」
ティスとラリアーがそれを聞いてまず言う。
「それならね」
「僕達はそっちに」
「失礼します」
デスピニスがナナ達に一礼する。
「私達はこれで」
「何かかんだでな」
「どうしたの?京四郎さん」
「あいつ等も完全にロンド=ベルの一員になったんだ」
彼が今言うのはこのことだった。
「だからな。タケルのことだってね」
「マーグさんも」
「絶対にうまくいくさ」
微笑んでの言葉であった。
「何があってもな」
「そうね。必ずね」
ナナも確信していた。これからのことに。確かに困難は多い。しかし望みは適うものだと。彼等は確かに見ているのであった。その希望を。
第百八十五話完
2010・1・22
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