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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百八十四話 バルマー侵攻
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「七隻か」
「厄介だな」
ロンド=ベルの面々もこう言って歯噛みする。
「ここはどうする?」
「このままじゃ敵に逃げられるわよ」
「折角勝敗が決まったのに」
「仕方ないですね」
こう言ったのはエキセドルだった。
「今は」
「仕方ないのですか」
金竜がその彼に問うた。
「ここは」
「はい、今は無理をする時ではありません」
そうだともいうのである。
「ここはです」
「ではあれですか」
「敵を退けダメージを与えただけでもですね」
「いいのですね」
ガムリンとドッカー、フィジカが言ってきた。
「それでよしとすると」
「左様ですか」
「今は」
「その通りです。こんなものでしょう」
エキセドルは欲を出してはいなかった。
「今はそれで」
「そうですな」
金竜もその撤退に入る敵軍を見ながら述べた。
「既に敵はかなり倒していますし」
「六割以上を倒しました」
エキセドルはその敵の数についてもコメントした。
「それを考えればです」
「今は」
「これ位で」
金竜とガムリンが言う。
「満足すべきか」
「そうみたいですね」
「次の戦いがあります」
既にその先も見ているエキセドルだった。
「ホワイトスターでの戦いがです」
こう言って今は積極的に追わなかった。七隻のヘルモーズに積極的に突っ込まなかった。
そうしてである。今は。
「よし、これでいい」
「全軍撤退したな」
「うむ」
ジュデッカ=ゴッツォ達がそれぞれ言う。
「ならばだ。これでだ」
「我等もだ」
「退くとしよう」
こう言って彼等も姿を消した。そして最後に。
「マーグ様」
「うん」
マーグとロゼも話をしていた。その一際大きなヘルモーズの中で。
「我々もこれで」
「撤退するとしよう」
「待て!」
しかしその彼にタケルが迫ろうとする。
「兄さん!」
「また御前なのか」
「聞こえている筈だ、俺は!」
「もう何度も言った筈だ」
マーグの返答は決まっていた。
「私は御前なぞ知らん」
「いや、それは違う!」
それでも言うタケルだった。
「兄さんは俺を知っている筈だ!」
「まだ言うのか」
「何度でも言う!」
タケルにも意地があった。
「俺は兄さんを!絶対に!」
「黙れ!」
ロゼも彼に対して言ってきた。
「マーグ様は御前なぞ知りはしないと仰っている!」
「それは嘘だ!」
「嘘ではない!」
彼女も何故か意固地になっている。
「その証拠としてだ!」
「証拠だと!」
「今のマーグ様の御言葉だ!」
まさにそれだというのだ。
「それが何よりの証拠だ、マーグ様の御前から消えろ!」
「嫌だ!」
タケルは何があろうとも引こうとしない。
「俺は!何があっても!」
「そうか、それならだ!」
業を煮や
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