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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百七十四話 インスペクターの攻撃
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察してそして何があるんだ?」
「それもわかってくるかしら」
「これからの戦いでか」
「ええ。そうなればいいけれど」
これは希望の言葉だった。
「それにゲストもね」
「ゲストは客だよな」
「名前がそれぞれ違うけれど同じ系列の兵器だしね」
「結構謎が多そうよね」
「だよな。何か色々ありそうだな」
謎も多かった。しかしであった。
「これからな」
「そうよね、本当にね」
「そういうことも」
「これからわかればいいな」
「ええ、それでだけれど」
「ああ」
ミナキが言うことはもうわかっていた。
「勝ってな。まずは生き残ってな」
「そういうことよ。それじゃあね」
「行くか、また」
また戦いに赴く彼等だった。しかしその前に。
補給と整備を受けている間だった。皆それぞれくつろいでいた。
アラドはマクロスのシティの中でカツ丼を食べていた。しかも一杯や二杯ではない。
「相変わらずよく食べるわね」
「そうですか?」
「もう五杯目じゃない」
オウカがその彼に突っ込みを入れていた。
「お櫃にして一個よ」
「まあ育ち盛りですから」
「それでも食べ過ぎよ」
今度はゼオラが彼に突っ込みを入れた。
「全く。どれだけ食べるのよ」
「そういうゼオラだってよ」
「何よ」
「四杯目じゃねえかよ」
彼女も食べていた。アラドと並んで。
「御前だってかなり食ってるじゃねえかよ」
「私だって育ち盛りだから」
全く同じ言い訳であった。
「やっぱり。食べないと」
「じゃあ同じじゃねえかよ」
「そうよね」
シルヴィアも同じくカツ丼を食べている。
「私あれなのよ」
「あれ?」
「ゼオラが食べてると何かシンクロしてね」
「食べるの?」
「そう、それも同じものをね」
そうなるというのだ。
「それでやっぱり今はカツ丼をね」
「それは私もわかる」
「そうだな」
シリウスとブリットがそれぞれ言う。
「私もだ。ついキバットと言ってしまう」
「俺もそれ言いたくなる時が無性にあって」
「あれが不思議で仕方ない」
「それで俺達もですよね」
「全くだ」
彼等もまた横に並んでカツ丼を食べていた。見ればオウカも。
カツ丼を食べている。アヤカやメリッサと並んでだ。
「そういうオウカさんも何か」
「一緒じゃないんですか?」
「否定はしないわ」
オウカは自分でそのことを認めた。
「どうしても。こうなってしまうのよ」
「私達が一緒だと」
「ついついね」
そのアヤカやメリッサも言うのだった。声が異様なまでに似ている。
「そういえばゼオラちゃんは」
「はい」
「あれよね。ガーネットと仲いいわね」
「ええ、それは」
こうメリッサの問いに答えるのだった。
「波長が合うんです」
「私も」
そしてそれはシルヴィ
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