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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百七十四話 インスペクターの攻撃
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ぐねその数を大きく減らしたその時だった。
「今です」
「はい!」
ハーリーがルリの言葉に頷いた。
「じゃあここで」
「そうです、突撃です」
それをするというのである。
「今がその時です」
「その通りです」
ユリカもここで応える。
「それでは」
「これで決まりです」
ルリはまた言った。
「ここでの戦いは」
「決まりですか」
「そうです」
メグミに対しても述べるのだった。
「この戦いはです」
「ここは、ですか」
「インスペクターとの戦いはまだ続きます」
「そうよね、それはね」
ハルカもそれに頷く。
「まだまだ先よね」
「ええ、それでまずはこの戦いです」
ここでの戦いは戦術に過ぎないというのだ。
「戦略的勝利はです」
「あくまでこれからなんですね」
「そうです。まずはその戦略的勝利を手に入れる為に」
「わかりました」
ハーリーは頷いた。そうして。
ロンド=ベルはルリの言葉通りそのまま進む。まずは正面のヴィガジの軍に向かった。
「来たか!」
「ヴィガジ!」
アギーハが彼に声をかけてきた。
「大丈夫かい!?」
「おそらくはな」
彼はすぐにアギーハに応えた。
「やってみせる」
「あたしもそっちに向かうよ」
「・・・・・・・・・」
シカログもモニターに出て来た。しかしであった。
「いや、御前達はそこに留まるのだ」
「留まるだって!?」
「・・・・・・・・・」
「俺がここで食い止める」
彼はまた言った。
「そしてその間にだ」
「どうするっていうんだい!?あたし達は」
「ロンド=ベルの後方を衝いてくれ」
そうしろというのだ。
「わかったな。そうしてくれ」
「それで挟み撃ちかい」
「そうだ」
まさにそうだというのだ。
「その通りだ。それでいいか」
「わかったよ」
それに頷いたアギーハだった。シカログもだ。
「それじゃあね。そうさせてもらうよ」
「ここでロンド=ベルを防がなければだ」
「ああ、そうだね」
「・・・・・・・・・」
アギーハもシカログもそれはわかっているのだった。
「それじゃあね。頼んだよ」
「任せておくのだ」
ヴィガジもガルガウを前にやってだ。そうして防がんとする。しかしだった。
ロンド=ベルの攻撃は凄まじかった。ヴィガジの軍勢は瞬く間に蹴散らされた。
「くっ、我が軍をか!」
「なっ、これは!」
「この強さは!」
そのまま突っ切られた。まさに一撃だった。
「しまった!」
「閣下、このまま!」
「まさか月に!」
「行かせるな!」
ヴィガジは自軍を突き抜けた彼等を必死に追おうとしだした。
しかしここでロンド=ベルは反転してだ。そのうえで再びヴィガジ達に正対してきたのだ。
「何っ、反転したというのか」
「くっ、そういうこ
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