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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百七十三話 グラドス撤退
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カミーユはまたすぐにランチャーを放つのだった。
光の帯が続け様に放たれる。今度は戦艦を一撃で真っ二つにした。
「そ、総員退艦!」
「間に合いません!」
艦に乗っている全ての者が炎に包まれる。カミーユはそれでも攻撃を止めない。
「今度はだ!」
「カミーユ、攻撃するのはいいけれど」
その彼の横でファが言ってきた。
「周りはよく見てね」
「ああ、わかってる」
それはわかっていると返すカミーユだった。
「ただ」
「ただ?」
「こいつ等は許せない」
怒りに満ちた目はそのままだった。
「絶対に!」
「そうね、私もそれは」
それはファも同じだった。
「グラドス人はね」
「俺はこのままこのメガランチャーで倒していく」
その間にも敵小隊を一つ消し飛ばしている。
「ファはだ」
「私は?」
「周りに来る敵を頼む」
「わかったわ」
カミーユのその言葉に頷く。
「それじゃあ私はそれで」
「頼む」
「私もいるわ」
フォウのリガズイも彼の側に来た。
「左右は任せてね」
「フォウ、君も」
「カミーユはやらせないわ」
微笑んでこう告げたのだった。
「何があってもね」
「済まない」
「御礼はいいのよ」
今度はエマがいた。彼の上にいる。
「私達もグラドスはね」
「そうですか」
「ティターンズを思い出すわ」
強い声で言うエマだった。
「このやり方はね」
「ええ、確かに」
フォウは彼女のその言葉に頷いた。
「こうした非道なやり方は」
「だから余計に腹立たしいわ」
言いながらであった。
「私もね。やらせてもらうわ」
「ほざけ!」
「所詮地球人だ!」
「そうだ、どうということはない!」
そのエマのスーパーガンダムに敵の一個小隊が来た。
「我等の前にはだ!」
「劣等種族が勝てるか!」
「丸見えよ」
その彼等に冷静に返すエマだった。
そして拡散バズーカを構えてだ。それを放って彼等をまとめて倒した。
「ぐ、ぐわああっ!」
「何故だ、何故我等が!」
「ここまで簡単に負けるのだ!」
「他の皆も言っているけれど」
その彼等に冷静に告げ続ける。
「そうして他人を訳もなく見下す限りは」
「どうということはない!」
またカミーユが叫ぶ。
「所詮はだ!」
「敵の数五割を切りました」
ルリが皆に告げる。
「あとはです」
「このまま殲滅します」
ユリカはその報告を聞きながら述べた。
「機雷源に押し付けるようにしてです」
「攻めるのですね」
「はい、そうです」
まさにそうだとルリに返す。
「それで御願いします」
「わかりました、それでは」
「ここでグラドスを叩いて」
彼女はさらに言う。
「一般市民への攻撃を減らしましょう」
「ああ、そうだな」
リョーコが今のユリカの言
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