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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百七十一話 狂人の末路
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アン、シモーヌが三人に襲い掛かる。死鬼隊の三人にだ。
「ここで手前等を倒して」
「そうして!」
「ここでこんな非道な作戦は終わらせるわ!」
「手前等が俺に勝てるかってんだ!」
「そうだ、それを今だ」
「見せてやるぜ!」
マンジェロとボーン、ゲティが向かう。しかしだった。
一瞬だった。三機は即座にコクピットを撃ち抜かれた。口程にもなかった。
「な、何っ!?」
「誇り高きグラドスの俺達が」
「これで終わりだと!」
「そうだ、終わりなんだよ!」
「御前達はただの下衆だ!」
「そんな奴等に負けないわ!」
三人は彼等を仕留めたうえで告げた。
「そのまま死ね」
「地獄に落ちろ」
「永遠にね」
「く、糞っ!」
「俺達が地球人風情に」
「やられるのか・・・・・・うわああっ!」
爆発の炎に包まれ。彼等の断末魔の言葉は。
「し、死にたくねえ!」
「助けてくれっ!」
「何で俺達が!」
最後まで無様であった。まさにグラドス人に相応しい最期であった。
そしてであった。今ゴステロも。エイジの高速攻撃を受けていた。
「前より速いってのか!」
「僕達は進化するんだ!」
驚く彼にこう告げるのだった。
「それを今から御前に教えてやる!」
「ハーフ風情が偉そうに」
「グラドス人の最も醜いところはだ!」
その彼等を糾弾するのだった。
「自分達こそが最高と思い他人を侮ってることだ!」
「何ィ!」
「それこそが最も醜く下劣なことだ!」
そのグラドス人を糾弾する言葉だった。
「そしてそれにより他人から学ぶことはない」
「それがどうしたってんだよ!」
「御前達はそれがわからない!そんな奴等に負けはしない!」
こう言って幾度も一撃離脱を繰り返し切り刻む。そして最期は。
「止めだ!」
「うぎゃっ!」
ビームサーベルがゴステロ自身も貫いた。まさに会心の一撃だった。
それで完全に動きを止めてだった。ゴステロは血を噴いた。
「ちっ、じゃあ俺もかよ」
「これで終わりだ!」
エイジはその彼に告げた。
「ゴステロ、御前もだ!」
「お、俺は死なねえぞ!」
それでもまだ言うゴステロだった。最早助からないとしても。
「俺は・・・・・・俺は!」
そのままビームサーベルに跡形もなく溶かされ炎の中に消えた。これで終わりだった。
「作戦成功」
「はい」
「これで」
ジェフリーの言葉にモニカとミーナが応える。
「コロニーも動きを止めました」
「グラドス軍は一機も残っていません」
「作戦終了です」
ラムも言った。
「これで」
「じゃあ後は帰りましょう」
ボビーも言ってきた。
「終わりだから」
「その通りだ。そして」
「そして?」
「これでグラドス軍はかなりの兵を失った」
このことも言うのだった。

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