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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百七十話 コロニー攻撃
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たサンドマン」
レイヴンは今は『彼』としてサンドマンの言葉に応えた。
「これより」
「それにしてもだ」
サンドマンの目には明らかな嫌悪が見られた。
「この宇宙にも邪な者達がいるのだな」
「ええ、それは」
応えながら仮面の奥の目に悲しいものが宿る。
「残念ながら」
「あの宇宙と同じく」
彼等の元のことである。
「いるというのだな」
「そういうことですね。全く」
「それでは我々の世界と同じだ」
サンドマンはここでは感情を押し殺して述べた。
「それではだ」
「はい、行きましょう」
こうして彼等はそのネオイギリスに向かった。するとだった。
「まだグラドスは来ていないのか?」
「ああ」
「そうみたいね」
誰もがそれには一瞬拍子抜けした。しかしだった。
「いや、来る」
「そうだな」
アムロとクワトロが言った。
「この気配はだ」
「間違いない」
それを感じ取ったのだ。気配をだ。
「核ミサイルだ」
「それで我々ごとだ」
「まさか」
「それでネオイギリスも」
「来たぞ」
そうしてだった。今その核ミサイルが来たのだ。その数はかなりのものだった。
「ここでも核ミサイルかよ!」
「相変わらずやってくれるわね!」
シンとアスカが同時に怒りの声をあげた。
「それで俺達ごとってわけかよ!」
「毎回やってくれるわね!」
「来るぞ!」
そうしてだった。今かなりの数のその核ミサイルが来たのだった。
「ひゃあっはっはっはっはっはっはははああああああああ!」
「この笑い声は」
それを聞いたエイジが言った。
「ゴステロ!?」
「そうさ、俺さ!」
ここでグラドス軍が姿を現わした。核ミサイルの後ろにだ。
「俺がここで手前等を消し飛ばしてやるぜ!」
「手前まだ生きていたのかよ!」
彼の姿を認めたジュドーが怒りの声をあげる。
「さっさとくたばればいいのによ!」
「そうよ!」
「その通りよ!」
ルーとエルも彼と同じ考えだった。
「何であんたがよ!」
「生きてるのよ!」
「知れたことよ。このまま手前等を消し飛ぶのを見てやる為だ!」
「その為にネオイギリスも人達もかよ!」
「何てことするんだ!」
「一般市民のことは考えないのかよ!」
ビーチャとイーノ、モンドも講義する。
「前もそうだったな!」
「プラントでも!」
「それをまたするっていうのかよ!」
「その通りだ」
まさにそうだというゴステロだった。
「グラドス人以外の奴等は全員屑なんだよ!」
「何て奴だ」
闘志也は今のゴステロの言葉を聞いて唖然となった。
「ここまでひでえ奴がいるのかよ」
「信じられないな」
マリンも言葉を失っていた。
「これがグラドス人か」
「ああ、その通りさ」
万丈の言葉も忌々しげなものだった。

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