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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百七十話 コロニー攻撃
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ナの言葉はシンプルだがその通りだった。
「食べて英気を養いましょう」
「そうだな。ナナの言う通りだ」
一矢もその言葉に頷いた。そうして自分の皿の上の肉を食べはじめた。
「人間肉を食べているうちは負けないっていうしな」
「そうですね。それじゃあ」
「食べましょう」
マリと麗も彼の言葉に頷く。こうして今は食べるのだった。
三日後だった。ネオイギリスから通信があった。
「バルマーの軍勢がネオイギリスに向かって出撃してきた!?」
「グラドス軍が」
「奴等かよ」
シンがそれを聞いて真っ先に顔を顰めさせた。
「あの連中だけは許せねえからな」
「何でも最低最悪の奴等らしいな」
エイジがこのことを彼に問うた。
「一般市民を平気で狙ったり虐殺もするらしいな」
「ああ、そうさ」
その顔でエイジの言葉に応えるシンだった。
「コロニーを核ミサイルで狙ってきやがった」
「それは酷いね」
斗牙もそれを聞いて顔を顰めさせた。
「そこまでするなんて」
「奴等には一切容赦しねえ」
既に牙を剥いているシンだった。
「奴等のマシンは頭にコクピットがあるからな」
「そこを潰せばいいんだな」
「ああ、そうしろ」
まさにそれだとエイジにも述べるのだった。
「そうすれば一発だからな」
「殺せってことか」
「彼等にはそれが一番だよ」
キラの言葉も何時になく嫌悪感を露わにしたものだった。
「彼等を一人でも生かしていればね」
「それだけで罪のない人が殺されます」
ラクスも言う。
「それを防ぐ為にです」
「彼等は一人残らず倒すんだ」
彼等もまたシンと同じ考えだった。
「それがグラドスに対するやり方なんだよ」
「つまりパイロットを殺すってわけさ」
万丈は実に単刀直入に言い切った。
「それだけさ」
「それだけかよ」
「彼等は偏見の塊なんだよ」
万丈もまた抑えているが嫌悪感を見せていた。
「そしてそれによってね」
「一般市民を殺戮するというのか」
レイヴンの声も怒っていた。
「まさに外道だな」
「さらに文化やそういったものも破壊するし捕虜を虐殺したりもするよ」
「さらに許せん」
その怒りはレイヴンだけが抱いているものではなかった。
「わかった。それではだ」
「やってくれるね」
「無駄な殺生は好まん」
ロンド=ベルに共通する考えであった。
「しかしだ。それを嬉々として行う輩にはだ」
「その通りだ。遠慮は無用だ」
サンドマンも言った。
「諸君、それではだ」
「ええ、それじゃあ」
「今から」
「ネオイギリスに向かう」
彼は言い切った。
「そしてあの者達を撃つ。いいな」
「了解です!」
「それでは」
「全軍出撃せよ!」
今その指示を下した。
「そしてこの宇宙に平和をだ!」
「わかりまし
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