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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十九話 荒ぶる星神
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「そうですね」
「だからね。こんなところで死んだら話にもならないわよ」
あくまで綾人を気遣う遥だった。
「わかったらね」
「はい、それじゃあ」
「来るわ、また」
言っている側からだった。敵の第二波が来たのだった。
「綾人君、そのまま狙いを定めて」
「はい」
「それで」
「引き付けて」
そこから先はもうわかっているのだった。
「撃ちます!」
「え、今よ!」
敵が来たところで冷静に撃つのだった。数本の矢が一度に放たれそのうえで撃ち抜かれるのだった。ラーゼフォンも前線にいた。
ニコルはデスティニーを駆っている。それで素早く動き敵を倒すのだった。
「やっと完全にマスターしてきましたね」
「デスティニーをですね」
「はい、そうです」
こうシホにも応える。そうしながらその手に剣を持って前のアインスト達を切り裂いていく。
「何とか。何しろこの機体は」
「癖が強いですか?」
「そうですね。まずはそれです」
第一にはそれなのだった。やはりそれであった。
「シンに合わせてますからね」
「シン君の戦い方ってやっぱり」
「かなり独特です」
その激しい性格がそのまま出ているのである。
「それに合わせて設計されているガンダムですからね」
「だから余計にですね」
「そうです。それに」
まだあるのだった。
「力が物凄いです」
「力が」
「乗りこなすのにかなりの力が必要な程です」
ニコルをしてもというのだ。
「それだけでもです」
「そんなに凄い力なんですか」
「ええ。最初は戸惑いましたよ」
戦いながらシホに言っていく。
「コクピットの中で振り回されて」
「何っ、俺達はだ」
「別にそこまではなかったぜ」
イザークとディアッカが言ってきた。
「このジャスティスも確かにかなりのパワーだが」
「そんなにはな」
「デスティニーは独特過ぎまして」
やはりシンの個性が強く出ているのである。
「そのパワーも何か凄いんですよ」
「接近戦にも特化している」
「それもあるか」
「ええ。ジャスティスも接近戦用の兵器が多いですけれどね」
デスティニーはそれ以上なのだった。
「よくこんなの開発したなって思いましたよ」
「シンが今乗っているインパルスデスティニーはだ」
「そのデスティニーより遥かに凄いみたいだな」
丁度彼が今三人の目の前で暴れ回っていた。
ドラグーンを同時に複数放ち遠くの敵を倒しながら近くの敵は両手に備えているその接近戦用のビームで吹き飛ばしていく。まさに縦横無尽だった。
「俺の前に出る奴はだ!」
その真っ赤に燃える目で叫ぶ。
「倒してやる!アインストだろうが何でもな!」
「けれどあいつは乗りこなしているからな」
「やっぱりあいつは化け物だぜ」
「そうですね、こと戦闘にかけて
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