暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十九話 荒ぶる星神
[12/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ーーーーーーーーーーーーっ!!」
それで上から下に一気に切り裂いたのだった。
さしものシュテルンレジセイアもだった。完全に動きを止めたのだった。
そうしてだった。彼は言った。
「何故だ」
「終わったな」
「そうね」
キョウスケとエクセレンは今の彼の言葉を聞いて述べた。
「完全にだ」
「もう動けないわね」
「完全な生命体になれなかった・・・・・・」
「貴方もだったのよ」
「何?」
今のエクセレンの言葉に問うのだった。
「何が言いたい」
「貴方も選ばれていなかったのよ」
「理解できない・・・・・・」
「貴方は地球を」
その彼にさらに言うエクセレンだった。
「はじまりの地からのルーツを」
「そうだ。それだ」
「知恵を得た生命体の進化を見守ることだけが役割だったのよ」
「そしてだ」
キョウスケも言うのだった。
「御前達を倒すのは俺達の役目だった」
「何故だ」
ここでも全くわかっていなかった。
「我ははじまりの地を」
「まだ言うのね」
「どうしてもわからないのだな」
その彼に哀しいものさえ感じている二人だった。
「あくまでそれに固まって」
「そこから進めないというのか」
「様々な危険な力」
「そう、そしてそれは」
「御前達もだった」
「はじまりの地に芽生えた力」
それを言うのだった。
「次元すらも」
「俺達だな」
「みたいね」
アポロとシルヴィアがそれを聞いて言う。
「その力ってのは」
「実際にこっちにも来てるし」
「超越する」
「特にグランゾンだな」
ギリアムがここで呟いた。
「あの力は」
「それはあいつにしかわからねえ」
そのシュウについて話すマサキだった。
「あのマシンのことはな」
「そうか」
「もう一つのルーツからの干渉」
その言葉はまだ続いていた。
「それによる混沌を正す為に」
「それを言うのね」
「今もか」
「我等の役目を阻む」
そうだった。まだ言う彼だった。
「もう一つの守護者の僕を」
「それこそが」
「四霊獣なのね」
ブリットとクスハは気付いた。
「その為に」
そして言う言葉は。
「門を開き。古の記録に触れる者を対序する為に」
「そしてその為に」
「戦ってきたというのね」
「そうだ」
まさにそうだというのだった。
「宇宙の静寂と秩序を守る為に」
やはりであった。
「はじまりの地から不純物を」
「それで俺達かよ」
「そういうことなのね」
アラドとゼオラが応える。
「何か何回も聞いたけれどな」
「同じことばかり言うから」
「新たな人間を。その為のサンプルを」
「そうして」
そのエクセレンが言ってきた。
「貴方達が目をつけたのが」
「その通りだ」
「私とキョウスケ」
その通りだったのだ。

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ