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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十九話 荒ぶる星神
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の名だ。そして」
「アインストの核か」
それはもう察しているキョウスケだった。
「そうだな」
「その通りだ」
やはりであった。予想通りであった。
「やはり御前がか」
「しかしあれは」
「ああ」
「大きくなってやがる」
それを見てそのことに気付いたのである。
「全長三十五、いや」
「四十キロはあるわね」
「ああ、それだけはある」
「間違いない」
その大きさを見ての言葉だった。
「あの大きさは」
「間違いないわね」
「それだけはある」
「アインストの数も」
それも見る。数は。
「百万か」
「それだけはいるわね」
「残ったアインスト全部の数かよ」
「そうですの」
アルフィミィが彼等に答えてきた。
「あれが全てですの」
「それでお嬢ちゃん」
エクセレンがその彼女に問うてきた。
「あれでかくなってるわね」
「シュテルンレジセイアですのね」
「ええ、それよ」
まさにそれだというのだ。
「あれ、何で大きくなってるの?」
「まさかまだ上にアインストが」
キョウスケも彼女に問う。
「いたとでもいうのか」
「いえ」
しかしアルフィミィはそうではないというのだった。
「あれは同じですの」
「さっきの奴と同じか」
「その通りですの」
まさにそうだというのであった。
「あれは」
「馬鹿な」
キョウスケはそれを聞いてまずは言った。
「大きさが違い過ぎる」
「そうよね」
エクセレンもそれははっきりと見ていた。
「あれは」
「幾ら何でもだ」
キョウスケはまた言った。
「あの大きさはだ」
「有り得ないけれど」
「ヘルモーズよりでけえじゃねえかよ」
今言ったのはトウマだった。
「あんなでけえのは見たことねえぜ」
「質量もかなりのものよ」
ミナキはもうそれを分析していた。
「それも」
「つまり本当にでかいっていうんだな」
「ええ、そうよ」
まさにそうだとトウマに述べるのだった。
「あれはね」
「シュテルンレジセイア」
トウマもその名を呟いた。
「何だってんだ!?ありゃ」
「幾ら何でもあの大きさは」
ミナキも何故そこまで大きくなったのかわかりかねていた。
「どういうことなの?」
「空間をつなげた後で」
それについて述べたアルフィミィだった。
「こちら側での存在を安定させる為」
「その為に」
「一体何を」
「自分の依り代となるものを必要としていましたの」
「自分の!?」
「依り代!?」
「そうですの」
まさにそうだとここでも言ったのだった。
「そして」
「そして」
「宙の小惑星を飲み込んで」
「それでか」
「あの大きさに」
「それならばだ」
それを聞いたヴィレッタが述べた。
「あれはレジセイアと小惑星の融合体か」
「はい」

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