暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十七話 彼方への扉
[6/19]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
そうだな」
テツヤは同期のその言葉に頷いた。
「今奴等は南方に集まっているが」
「また戦力を再編成させれば来る」
リーはそう読んでいた。
「だからだ。今のうちにだ」
「時間との戦いか」
「案ずるな、敵は向こうから来ている」
ダイテツはこうも言うのだった。
「こちらも積極的に仕掛ければシャドウミラーが来る前にだ」
「敵を退けられる」
リーはまた言った。
「そういうことだな」
「そうだ。その通りだ」
まさにそうなのであった。
「ではここは」
今度はレフィーナが出て来た。
「敵をこのまま一斉攻撃で減らしていって」
「あの少女との戦いを終わらせる」
ダイテツは彼女にも応えた。
「そうするぞ」
「はい、わかりました」
彼の言葉に頷くレフィーナだった。
「それでは」
「ではハガネもだ」
リーも応えた。
「このまま攻撃を続ける」
「そうしてくれ。それぞれのマシンもだ」
「ええ!」
「わかってます!」
マシンの方からも声がした。当然他の艦からもだ。
「このまま数を減らす!」
「はい!」
「そしてアインストを!」
とにかく彼等を倒すことに専念していた。アインスト達は次々と向かって来る。ロンド=ベルはその彼等を減らしていく。そして遂にであった。
「出て来たな」
「ええ、そうね」
キョウスケとエクセレンが言い合う。
「あの娘がね」
「アルフィミィ」
キョウスケが彼女に声をかける。
「行くぞ。御前を止める」
「止めるのですの」
「そうだ、止める」
こう告げるのだった。
「止めてやる。ここでな」
「やってみせるですの」
アルフィミィも言葉を返す。
「止められるのなら」
「いいか、エクセレン」
「ええ」
二人はここでまた言い合った。
「息を合わせるぞ」
「それで一気にね」
「時間をかけるつもりはない」
キョウスケはまた言った。
「だからだ」
「わかったわ。じゃあ」
早速構えるエクセレンだった。
「私が援護するわ。だから」
「突っ込む」
彼らしいやり方だった。
「このままな」
「いつも通りね」
「そうだ」
微笑むエクセレンに真剣な言葉で返す。
「その通りだ。では行く」
「了解。ねえキョウスケ」
「どうした?」
「アインストもシャドウミラーも倒して」
こう言ってきたのだ。
「それで他の敵も全部倒したら」
「どうするのだ?」
「その時はね」
また言うのであった。
「詳しく話させてもらうわ」
「わかった」
エクセレンの言葉に鋭い顔で返した。
「それではな」
「ええ、行ってらっしゃい!」
言いながら派手な攻撃を開始するエクセレンだった。
激しく動き回りながらライフルを乱射する。
「狙いも正確よ!」
攻撃しながら叫ぶ。
「だから覚悟
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ