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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十七話 彼方への扉
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存在によって」
「何か何処かで聞いた?」
「そうだな」
皆今の彼女の言葉からそれを察した。
「どういう意味だ?それは」
「相変わらずよくわからないこと言うけれど」
「あたし達はまだ太陽系の外に出たばかりなのに」
アイビスが言う。
「それだけで何故?」
「そうです」
ツグミも言う。
「それで他の星を攻めるなんて」
「同じことですの」
「何っ!?」
今度はスレイが彼女の言葉に反応した。
「同じだというのか!?」
「そうですの。貴方達以外の人間が」
「俺達以外!?」
「どういう意味!?また」
「さっぱりわからないけれど」172
「既にこの宇宙を乱していますから」
こう言ってきたのだった。
「既にですの」
「私達!?っていうと」
「バルマの連中に」
「ゲストやインスペクター」
「そういう連中もまさか」
「まだ他にもいますの」
まだいるというのである。
「造られた者達も」
「造られた!?」
「今度は何!?」
「・・・・・・・・・」
それについては答えないのだった。
「確かにインスペクターとかゲストの連中も」
「バルマーの連中も俺達と全く同じだけれど」
「ええ、姿形は」
そして生物学的においてもである。
「それに使徒だって」
「DNAは」
それについても話される。
「特にインスペクターとかのルーツは」
「まさか」
「人間は静寂の宇宙を乱す存在」
一同混乱する中でキョウスケが言った。
「だから滅ぼすというのか」
「はいですの」
やはりそうだと返すアルフィミィだった。
「そして」
「そして?」
「新たな種を創り出しますの」
こう言うのだった。
「新たにですの」
「創り出すって」
マサキがそれに問うた。
「御前等がか」
「そうですの。私達が望む進化を遂げる生命体」
こんな言葉を出してきたのだった。
「その種子を」
「もしかして」
アヤがあることを察した。
「貴方達アインストは」
「そうか」
ここでまた言ったキョウスケだった。
「読めたぞ」
「私も」
エクセレンもだった。彼女も今は真剣な顔であった。
「やっとだけれどね」
「御前達がエクセレンをさらった理由」
彼が最初に言うのはこれであった。
「そして」
「そして?」
「御前が何なのか」
アルフィミィを指し示しての言葉であった。
「全てわかった」
「そうですの」
「人間の進化を求めた結果が御前ならばだ」
キョウスケは彼女にさらに告げた。
「アインストの目的は達成されん。それは言っておく」
「何故そんなことを仰いますの?」
アルフィミィは彼の今の言葉を受けて返した。
「キョウスケ、私は」
「本当にそう思っているのか?」
だがキョウスケは彼女にさらに問うた。
「御前が
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