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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十六話 荒ぶる剣
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うとかって」
「最近私がそれを言われるが」
何故かドレルが出て来た。
「どうしなのだ?これは」
「あまり深く考えない方がいいみたいね」
マウアーはハマーンをちらりと見た。
「どうもね」
「それにしてもあれだね」
ライラは黒ビールを飲んでいた。
「このビール、本当にいいね」
「確かに」
「この味は」
皆そのビールを飲みながら納得する。
「流石本場」
「ドイツだけはあるわね」
「ソーセージもいいね」
ライラは今度はソーセージも食べていた。シャクッ、と皮が破れる音がする。
その音と共に肉汁も出る。実にいい感じだ。
「この美味さがね」
「これもドイツだからか」
「確かに」
「やはりドイツはこれだ」
ライは静かに言った。
「ここに来ればこれを食べなくてはな」
「あんたにとって祖国だったな」
「そうよね」
「私もよ」
レオナもここで皆に言う。
「私もドイツ人だから」
「そう言うとドイツ人も多いね」
「そうね」
皆レオナも見て言う。
「世界は違うけれどエルリッヒもそうだし」
「あっちの世界のドイツも同じかしら」
「同じだ」
こう答えるエルリッヒだった。
「やはりソーセージとビールが美味い」
「成程」
「それはいいわね」
皆それを聞いて笑顔になる。
「やっぱりドイツなのね」
「いいことね」
「ハンバーグもいいよな」
タスクはそれを食べていた。
「しかもでかいしな」
「確かに」
「五百グラムはあるよな」
多くのメンバーがそれも前にしていた。
「上に載せている目玉焼きがまた」
「絶品っていうか」
「ジャガイモだって」
それも忘れていなかった。
「凄く美味しい」
「ザワークラフトも」
「質素だけれどいいのね」
こんなことを言うメンバーもいた。
「味が凄く」
「ただしだ」
ここで言ったのはアーウィンだった。
「一つ注意しなければならないな」
「注意って?」
「何に?」
「痛風だ」
怖い病気が話に出て来た。
「それには注意しないとな」
「うっ、それは」
「まさかと思うけれど」
「肉にビールだ」
アーウィンが指摘したのはやはりこの二つだった。
「あからさまに乳酸が溜まりやすい」
「コレステロールも」
「見ているだけで」
「となると」
「実際にドイツ人には痛風が多いですよ」
グリースは呑気に最も怖い言葉を口にしてきた。
「それもかなり」
「でしょうね」
「これはね」
皆怖いと思いながらも納得することであった。
「やっぱりビールはね」
「飲み過ぎはってことよね」
「それしかないし」
若くとも怖い話であった。
「まあ明日からワインに切り替えるか」
「そうするか」
「そうだな」
こんな話をしながらも飲み続ける。その日はビール
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