暁 〜小説投稿サイト〜
IS-インフィニット・ストラトス-〜運命の先へ〜
その名はガンダムAGE-2
第4話 進化するガンダム
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たわけではありませんわ!ブルーティアーズがなくてもわたくしの勝ちは決まっていましてよ!」

そう言ってスターライトMk.Vを僕に向け放った。
僕は同時にビームライフルを放ち、レーザーとビームが当たり、相殺し――――――なかった。
僕のビームはDODS(Drill-Orbital Discharge System)効果により回転するため普通のレーザーやビーム兵器に比べ威力が高い。そしてAGE-1も同じライフルを扱っているがAGE-2はそれよりも出力が高くなっている。
このビームライフルの名称は「ハイパードッズライフル」。
それの効果でレーザーを拡散させブルーティアーズのスターライトMk.Vを撃ち抜き破壊した。

「きゃああああああ!なんなんですのそのライフルは!」

「これ?これはハイパードッズライフル。ガンダムAGE-2のメイン武装のひとつさ!説明はこの試合が終わってからね!」

オルコットさんは狼狽えてるね。
でもここがチャンス!僕は両手にビームサーベルを展開。
彼女に向かって突撃する。でも彼女は狼狽えていても多少の冷静さはあったんだろうね。

「ブルーティアーズはまだありましてよ!」

そう言って腰から二発のミサイルを放った。
距離的にいけばもう回避なんてできなくて、彼女は直撃だと思ったんだろうね。
笑顔になっていたよ。残念ながら当たらないんだけどね。
僕はアンロック・ユニットに隠されている二門のビームバルカンでミサイルを撃ち破壊した。
その為、爆煙で僕とオルコットさんは互いに見えなくなる。
多分、オルコットさんのことだ。直撃して勝ったと思っているに違いない。
僕はそんな爆煙の中からビームサーベルを構えながら飛び出した。

「はあぁぁぁぁぁぁっ!」

そして彼女に右手の袈裟斬りから入り―――――

「あ、あなたは一体何者なんですの!?」

そのまま右逆袈裟斬りをして―――――

「僕?僕は!」

左袈裟斬り―――――

「ガンダムAGE-2の装者!」

左逆袈裟斬り――――

「ユーリ・アスノだぁぁぁぁぁっ!」

そして斜め十文字斬りがとどめとなった。

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」

僕は斬った勢いで地面に降り立ち、ビームサーベルを払いながら発振を止めた。
そして、僕が顔だけ振り向いた時にブザーが鳴った。

「勝者、ユーリ・アスノ!」

僕はオルコットさんの下へと向かった。
オルコットさんはISを解除しており項垂れていた。

「オルコットさん、大丈夫?」

「え、ええ。大丈夫ですわ・・・・」

「そう、ならよかった。でもこれで一つ学べたね。君だけが強いわけじゃないって事が・・・・」

「はい・・・・痛感いたしました・・・・」


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