第3章 エドラス編
エクシード
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力はどのぐらいかはわからない・・・迂闊に使ってしまったら、
よけいに騒ぎになるし、護衛も増えて厄介になる。
ただ王に近づけばいいから、そこまではしなくてもいいしな。」
「そ、そう・・・」
ミントの案に俺はそう言った。
「じゃあどうするんだよ。」
「王に近づく方法はあるわ。」
シャルルは書いていた紙を俺達に見せた。
「それは?」
「城から外への脱出の通路よ。町外れの坑道から城の地下へとつながってるハズ。」
そう言えば、外で探していた時にそれらしいものを見つけたな・・・。
「すごい!!何で知ってるの!?」
「情報よ。断片的に浮かんでくるの。」
そんなものなのか・・・なんか違う気がする・・・。
「エドラスに来てから少しずつ地理の情報が追加されるようになったわ。」
「オイラぜんぜんだよ。」
「私も。」
どういう事なのだろうか・・・?
ハッピーとミント、シャルルの記憶が何でこう違うんだ?
「とにかく、そこから城に潜入できればなんとかなるかも。」
「おし!!みんなを元に戻すぞ!!」
「おおーっ!!!」
「出発は夜よ。今は少しでも休みましょ。」
シャルルがそう言い、俺達は休むことにした。
夜、俺達はその坑道の中へ入って行った。
「松明持って歩くのって変な気分だな。」
「本当なら簡単に炎が出せるもんね。」
「仕方ありませんよ、俺達の世界とは違いますから。」
「よーし!」
「エクスボールは食べないで下さいよ。」
「うぐっ!!」
エクスボールを食べれば確かに早いですが・・・いざという時に使った方がいいと俺達はそう考えた。
ひょっとしたら、魔水晶の魔力抽出が延びる可能性も考えて。
その後にKY.−2cと書いており、岩などで道がふさがれてルーシィさんが星霊を出して道を作り、
俺達はシャルルを信じ、道を進んだ。途中でナツさんが少し遊んでルーシィさんに怒られたりした。
そして少し経って・・・
「何か広い所に出たね。」
「そうだな。」
ミントの言葉に俺も同感だ。
「どうやらここから城の地下へとつながってそうね。」
「どういう原理かわからないけど、シャルルがいて助かったわ。」
「私にもわからないわよ。次々に情報が浮かんでくるの。」
「どういう事なんだろうな・・・」
俺はそれが気になっていた・・・。
「ありがとうシャルル。」
「うん!ありがとう!」
「
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