暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十五話 クローン達
[8/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
戦いで」
「一つの決着を着ける」
「それではですね」
それを受けてまた言うアーチボルトだった。
「戦いをはじめましょうか」
「望むところよ!」
「来やがれ!」
ロンド=ベルの闘争心はかなり激しいままだった。
「ここで倒してやるわよ!」
「手前はな!」
「面白いですね。それではです」
そしてアーチボルトも彼等の言葉を受けた。
「参りましょう」
「よし、やるぜ!」
「やってやるわよ!」
アーチボルトとイーグレット達が率いるシャドウミラーの軍勢がロンド=ベルに向かう。こうしてアルプスでの戦いが再びはじまったのであった。
シャドウミラーの先陣がロンド=ベルに襲い掛かる。しかしゼンガーのダイゼンガーはその巨大な剣を横薙ぎに振るい忽ち先頭の数機を両断してみせたのだった。
「むんっ!」
「うわ・・・・・・」
「いきなりまとめて斬るなんて」
「流石少佐」
「造作もないこと」
斬ったゼンガーは前に複数の爆発を見ながら冷静に応える。
「この程度のことはだ」
「この程度ですか」
「心が備わっていればどうということはない」
だからだというのだ。
「来るのだアーチボルト=グリムズ!」
「私ですか」
「来ぬのなら俺の方から参る!」
そして実際にダイゼンガーを前に出してきた。そうして剣を振るい敵を切り倒していく。
その都度爆発が起こり敵が倒れていく。そのまま突っ込んで行く。
「少佐、何か」
「今回は特に凄いわね」
アラドとゼオラも今のゼンガーには絶句していた。
「まさかこのままアーチボルトのところまで」
「一機で行くっていうの?」
「そうみたいだな」
トウマが彼等の言葉に答えてきた。
「少佐は本当に一機だけでもな」
「トウマ、だったら」
ミナキがそれを察して言ってきた。
「私達も」
「そうだ、だからミナキ」
「行きましょう」
彼女も既にそのつもりだった。
「このまま」
「ああ、わかっている」
「少佐!」
「私達も行きます!」
トウマが動くとアラドとゼオラもだった。
「こんな奴等!」
「幾らいても!」
三機もまたシャドウミラーの軍勢を薙ぎ倒していく。そうしてそのまま進む。
ロンド=ベル全軍がそれに続く。戦いは彼等の突撃とそれに対するシャドウミラーという形になっていた。
「よし、このままだ!」
「行け!」
「突き進んでやるわよ!」
勢いは完全にロンド=ベルのものになっていた。
そのまま進む。しかしその前にだった。
「来たな」
「ああ、それなら」
「こっちは!」
「ロンド=ベル、俺達が相手だ!」
イーグレット達が出て来た。そうしてだった。
十六人全員で襲い掛かる。これでロンド=ベルの勢いを止めてしまった。
「何っ、やっぱりこいつ等」
「強い!?」
「何だよこれ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ