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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十五話 クローン達
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恭しかった。
「私もここで、です」
「来たか」
「なら今度こそここで!」
「やっつけてやるわよ!」
「それは私の台詞です」
余裕に満ちた顔でこう返すのだった。
「その為にこの機体を選んだのですから」
「!?その機体は」
「何よ、それ」
「ジガンスパーダですよ」
その機体の名前を言ってきたのである。
「これは」
「ジガンスパーダって」
「何かジガンスクードに似てるな」
エレナとタスクがそれぞれ言った。
「そうよね、何か」
「けれど違う部分もあるな」
それがあるのも察したのだった。
「ジガンスクードは接近戦用だけれど」
「あれは砲台みたいな感じだな」
「その通りですよ」
二人のその察したことを余裕に満ちた声で認めるアーチボルトだった。
「さて、この砲撃に耐えられますか?」
「耐えてみせる」
ゼンガーはそれを聞いても全く臆してはいなかった。
「その巨大な剣に対してもだ!」
「いいでしょう。では我が愛するイーグレット達よ」
今度のアーチボルトの言葉に応えてだった。
イーグレット達が出て来た。しかしそれは三人だけではなかった。
「三人だけじゃない!?」
「嘘・・・・・・」
「十六人も!?」
「そうだ、俺達はだ」
「全てイーグレットだ」
その十六人のイーグレット達がロンド=ベルの面々に対して語ってきた。
「この俺達がだ」
「御前達を倒す」
「覚悟するのだ」
声は全て同じものだった。やはりそれはイーグレット達だった。
「クローンだな」
「そうだな」
ギリアムとレーツェルはすぐに察した。
「それで増やしたのか」
「よくあることだがな」
「ふふふ、その通りですよ」
また慇懃にその通りだと認めてきたアーチボルトだった。
「こういった趣向は如何でしょうか」
「悪趣味ね」
「何度見てもいい気持ちはしねえぜ」
ゼオラとアラドが忌々しげに言葉を返す。
「大体ね、何でアラドなのよ」
「俺の気持ちも考えろよ」
「相手の気持ちを考えませんと」
シャインも言ってきた。
「嫌われますわよ」
「それはいいことですね」
シャインの今の言葉に反応しての言葉だった。
「敵に嫌われてこそですから」
「敵に嫌われてだと!?」
「糞っ、確かにその通りだけれどな」
敵に嫌われることがいいことだというのは彼等もわかっていた。それを受けての言葉である。
「しかし、それでだ」
「手前は嫌らしいんだよ!」
「そうよそうよ!」
こうアーチボルトに返すのだった。
「そのやり方がね!」
「いつもむかつく奴だぜ!」
「その腹立たしさもだ」
またゼンガーがアーチボルトに言う。
「ここで終わらせる」
「そうね」
「御前ともこれで終わりだ」
ラミアとアクセルもゼンガーに続く。
「ここでの
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