暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十五話 クローン達
[6/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
った。
「ですから早いうちに御願いします」
「わかったよギャリソン」
笑って彼に返す万丈だった。
「それじゃあね」
「はい、それでは」
「何か随分と余裕だな」
真吾はそんな彼を見て言った。
「まあそれがらしいな」
「そうだな。万丈はそうじゃないとな」
キリーも言う。
「らしくないからな」
「その通りよ。私達もこの乗りじゃなかったな」
レミーはいつも通りだった。
「何か皆から言われるしね」
「俺達のモットーはいつも明るく楽しく」
「それがグッドサンダーチームだからな」
「そういうことね」
「何かそういう乗り好きよ」
エクセレンも笑って三人に言ってみせた。
「やっぱりいつも明るく楽しくじゃないとね」
「それでもエクセレンさんもグッドサンダーチームも」
それに突っ込みを入れたのは沙慈だった。
「何かいつもそれだから」
「だがそれがいい」
刹那が言ったのだった。
「明るいのがだ」
「明るいって刹那が言っても」
「だがそれでもだ」
彼等はそれでいいというのである。
「あの人達はそれでいい」
「そういうことなんだ」
「では俺達もだ」
パートナーとして沙慈に告げた言葉だった。
「行くぞ」
「うん、それじゃあね」
彼等もヴィガジの前に出ようとする。しかしここで、だった。
グレイターキンが戦場に出て来た。それに乗っているのはやはり。
「メキボスか」
「ああ、俺だ」
そうだった。彼が来たのである。
「ヴィガジ、ここは下がれ」
「何っ!?」
撤退を言われて眉を顰めさせる彼だった。
「いきなり何を言うのだ?」
「ウェンドロ様の御命令だ」
「だからか」
「そうだ。だから今は撤退しろ」
あらためて彼に告げるヴィガジだった。
「わかったな」
「わかった」
不本意ながら頷いたのだった。
「それではだ」
「今だと損害もそれ程多くはない」
見ればまだ七割も失っていなかった。
「下がるのにもいいタイミングだ」
「私としてはまだ戦いたいのだがな」
ここで本音も言った。
「しかし。命令とあらば仕方がない」
「では退くぞ」
「うむ、わかった」
こうして撤退に入るインスペクターの軍勢だった。彼等はすぐに姿を消した。
「これで終わり!?」
「何か今回は」
「あっさりっていうか」
ロンド=ベルの面々はいささか拍子抜けしていた。
「これで終わりなら」
「もう帰ろうか」
「そうね」
しかしであった。ここで。
「レーダーに反応です」
「何っ!?」
「となると」
皆今のミヒロの言葉に反応した。
「来た!?ここで」
「一体どの勢力が」
「アルプスはこの世界でも奇麗なものですね」
彼であった。
「アーチボルト!」
「貴様か!」
「はい、私です」
言葉はここでも
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ