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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百六十五話 クローン達
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が込んでるんだな」
「君達の強さはわかっているつもりだ」
ヴィガジはここでも冷静であった。
「備えておくに越したことはない」
「その通りだね」
万丈は彼の今の言葉もよしとした。
「今回はかなり戦いがいがありそうだね」
「ここで君達を倒す」
ヴィガジの言葉は冷静なままえあった。
「ここでだ」
「それなら」
いよいよ両軍は激突した。まずは砲座とミサイルの援護を受けたインスペクターの大軍が向かって来るロンド=ベルに対して迎撃をはじめたのである。
「今度こそ!」
「やってやる!」
インスペクターの将兵達は口々に叫びながら攻撃をはじめる。
しかしそれは地形を利用しているロンド=ベルの軍勢には全くと言っていい程効果がなかった。効果がなかったのは地形のせいだけではなかった。
「よし、いけるな」
「大丈夫だ」
彼等はインスペクターの攻撃を見切っていたのである。
次々にかわし切り払う。技量の差が出ていた。
そうしてであった。反撃を加え彼等を徐々に倒していくのだ。
「これでだ!」
「終わりよ!」
言いながらビームライフルで撃墜していく。ミサイルも放つ。
「よし、このままだ!」
「先に!」
「ミサイルを優先させて撃墜する!」
実際にまずミサイル達から撃墜されていた。次々と空中で爆発していく。
やがて砲座やミサイルランチャーまで射程に入れそれも破壊していく。そうしてそれからインスペクターの軍に本格的に攻撃を浴びせた。
「これで!」
「どうだ」
ジュンとナガレが目の前のインスペクターのマシンに攻撃を加え撃墜する。
「よし、いけます」
「このままだ」
地形も彼等の狙いをあまり妨げていなかった。彼等の技量の前にはそれもあまり意味がないものだった。
そのうえで徐々に進む。一時間程度でヴィガジの本陣まで迫っていた。
「くっ、アルプスの地形もか」
「甘いんだよ!」
今言ったのはラウルだった。
「この程度じゃな!」
「私達を止められないわよ!」
フィオナも一緒だった。
「次はあんたの番よ!」
「くっ、まだだ!」
しかしであった。ヴィガジはまだ諦めない。そして今度は。
「私が行く!」
「何っ、この禿」
「今度は自分自身で?」
「容赦はしない」
その恐竜そのままの姿のマシンが動く。
「一気残らず倒してやろう!」
「来たかい」
万丈はその彼を見てまた述べた。
「それならこっちもね」
「万丈が行くの?」
「ダイターンで」
「そうだよ」
こうビューティとレイカに返すのだった。
「このダイターン3でね」
「万丈様」
ギャリソンも彼に言ってきた。
「お帰りになられたらです」
「どうしたんだい、ギャリソン」
「ダイターンのワックスがけをとりわけ念入りに行いたいので」
言うのはこのことだ
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